今後の為替の動向は円高?円安?秋のFOMCに注目!

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今後の為替の動向は円高?円安?秋のFOMCに注目!

これからは円高なの、それとも円安なのか?」FXトレーダーが一番知りたい質問だと思いますが、鍵はどうやらFOMC(連邦公開市場委員会)のYCC(イールドカーブコントロール、長短金利操作)次第というマーケット関係者が多いようです。

6/10-11に開催されたFOMC(連邦公開市場委員会)では2022年末まではゼロ金利政策を続けること、量的緩和については、現在のペースで「今後数か月間」は債券の保有を増やす。

また、パウエル議長が記者会見ではYCC(イールドカーブコントロール)を今後も検討するとのコメントしていました。

 

ドル円のチャートを見ると、6/5に110円近くまで上昇していましたが6/12に106.50近辺までたった1週間で約3円半の円高になっています。

この下げの原因になったのが10-11日に行われたFOMCでイールドカーブコントロールを導入されるのではないか、といううわさによるものでした。

結局その時にYCCの導入はなく、今後も検討するという結論が出された形です。

 

イールドカーブコントロールが導入されるとどうやらドル円が下がる(円高)ことになりそうだということは分かったのですが、なぜでしょうか?

それを少し探ってみたいと思います。

 

6月30日のブルームバーグの報道によると、次のように伝えられています。

米連邦準備制度が比較的早期にイールドカーブコントロールを導入するとの観測が米国債市場で強まっている。

ポジションのデータと実際のカーブに表れている。

ブルームバーグが今月実施したエコノミスト調査では、半数以上がイールドカーブコントロール導入を見込み、その大半は9月にも発表されるとの予想を示した。

調査に答えたエコノミストらは、米当局がイールドカーブコントロールを導入する場合、期間2年と5年の債券を購入すると予想している。

5年物米国債の利回り低下が、イールドカーブコントロールへの期待を示す。

同利回りは30日、一時過去最低の0.2657%に低下した。

 

ところで、YCC(イールドカーブコントロール、長短金利操作)というと、すごくとっつきにくい感じなので、少し解説を加えてみたいと思います。

大和証券の金融用語解説によると、

イールドカーブとは

債券の利回り(金利)と償還期間との相関性を示したグラフで、横軸に償還までの期間、縦軸に利回りを用いた曲線グラフのこと。

利回り曲線ともいい、金利の期間構造を表し、債券投資で重要視される指標のひとつです。

右上がり(償還までの期間が長いほど利回りが高い)のときを順イールド、右下がり(償還までの期間が短いほど利回りが高い)のときを逆イールドといいます。

金融緩和時、平常時には順イールドを形成し、金融引き締め時には逆イールドを形成することが多く、イールドカーブの形状変化として、傾きが大きくなることをスティープ化、逆に傾きが小さくなることをフラット化といいます。

ちなみにイールドというのは金利のことですね。

 

このイールドカーブ・コントロールは世界に先立って日銀がとってきた政策で、その点では日銀は大先輩です。

平成28年9月、日本銀行は2%の物価上昇目標に向けて、金融市場調節方針としてイールドカーブ・コントロール(長短金利操作)を導入しました。

イールドカーブ・コントロールについては、短期金利には日本銀行当座預金の一部へのマイナス金利(-0.1%)を適用し、長期金利は10年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう長期国債を買い入れることで操作するとしています。

これにより、平成28年1月のマイナス金利政策導入以降平たんになったイールドカーブを、適切な傾きに形作ることを目的としていました。

もっともそれにもかかわらず当初の目的であった2%のインフレは起こらず、相変わらずデフレマインドが蔓延しているような経済状況が続いています。

その効果が出ていないので、何とも言えませんが、長短金利差がかろうじてつけられているので、少なくとも銀行を倒産させることにはなっていないようです。

 

さて、そんなイールドカーブ・コントロールをFRBが導入するとなぜ円高になるのでしょうか?

同じく6月30日のブルームバーグによれば、次のようにあります。

米国FRBでのイールドカーブ・コントロール(YCC)政策の是非が、2020年後半のドル・円相場を展望する上で焦点の一つとなっている。

特定の年限の利回りを一定の水準に誘導する同政策を米連邦準備制度理事会(FRB)が導入する場合、短中期ゾーンを予想する向き

が多いが、10年など長めの期間の金利抑制に動けば、ドル安の影響が大きくなり、1ドル=100円割れの可能性があるとの声も聞こえる。

 

つまり、どこにターゲットを置くかによるわけです。

YCC採用を予想したうちの大半が2年ないし5年の年限が対象になるとしているようですが、5-10年のところをターゲットにしてくると、円高になるポテンシャルがかなり高そうです。

 

さて、次回のFOMCは7/28ー29日に予定されています。

次々回は9/15-16です。

7/28ー29日は夏休み期間中ですので、大きな決定はなさそうなので、なにも決めないでしょう。

従って次々回の9月のFOMCには極めて高い注目が集まります。

「来月からイールドカーブコントロールを始めます」とFOMC議事要旨が発表されるとします。

具体的な何年物の国債を購入するかは書かれていません。

そうすると、日本時間3時半に始まるパウエル議長の記者会見の中で、記者から「何年物を購入するのか?」という質問が出るとします。

そこでパウエル議長が具体的なコメントをすることになります。

それが5-10年物というコメントであれば、その瞬間からドル円は1~2円の暴落になるかもしれません!

秋のFOMC待ちきれませんね。

著者プロフィール

memo
ウィンインベストジャパン( https://win-invest.co.jp/ )
齊藤トモラニ 老舗FXスクール代表。
FX会社主催のセミナー講師としても活躍する。
著書に『簡単サインで「安全地帯」を狙うFXデイトレード』
ロンドンfxの松崎美子さんと一緒にYouTube「fxの流儀」を配信中
<FXの流儀youtubeチャンネル>
https://www.youtube.com/channel/UC30w5H2MGSs6wP1YFjPeXBg

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