FXを始めたけどパーフェクトオーダーって何?
パーフェクトオーダーを使えばFXで勝てるの?
この記事ではこのような疑問や悩みを解決するべく、FX初心者向けにパーフェクトオーダーとは何かを実際のチャートを使って解説していきたいと思います。
Contents
パーフェクトオーダーとは?
パーフェクトオーダーとは3本の移動平均線が短期、中期、長期の順番で並び、同じ方向(上昇or下降)を向いてトレンドが発生している状態を言います。
まずはパーフェクトオーダーがどのようなものなのか実際にチャートを見てみましょう。

チャートには3本の移動平均線が表示されています。
- 青線:20日移動平均線
- 緑線:80日移動平均線
- 赤線:200日移動平均線
なお、今回のチャートで使っているのは、単純移動平均線(SMA)ではなく、指数平滑移動平均線(EMA)です。
ただ、単純移動平均線でも指数平滑移動平均線でもパーフェクトオーダーの見方は同じです。
それでは具体的にパーフェクトオーダーを見ていきましょう。
上昇トレンドのパーフェクトオーダー
下のチャートが上昇トレンドのパーフェクトオーダーのチャートです。

移動平均線が上から次の順番になっているのが分かると思います。
⇩
中期移動平均線
⇩
長期移動平均線
また、移動平均線の角度にも注目してください。
すべて上昇方向を向いていますね。
これは強い上昇トレンドであることを示しています。
しかも、パーフェクトオーダーで強いトレンドが発生するとしばらく継続することが多いので、トレンドフォローで大きく利益を上げるチャンスになります。
下降トレンドのパーフェクトオーダー
下のチャートが下降トレンドのパーフェクトオーダーのチャートです。

移動平均線が上から次の順番になっているのが分かると思います。
⇩
中期移動平均線
⇩
短期移動平均線
また、下降トレンドのパーフェクトオーダーも同様にすべて下降方向を向いていますね。
- 短期、中期、長期の移動平均線が同じ方向を向いている
- 短期→中期→長期、長期→中期→短期の順番になっている
- 強いトレンドを示している
移動平均線の設定
パーフェクトオーダーについて、ご理解頂けたかと思いますが、移動平均線の具体的なパラメーターの設定について疑問が出てくるかと思います。
一般的によく使われている数値としては、次のとおりです。
- 短期:25
- 中期:75
- 長期:200
絶対にこの数値でなければいけないというわけではありません。
長期移動平均線が190や210であっても、そこまで大きな差はないので、あなたのトレードに合わせた設定をすればいいと思います。
ただし、多くの人が使っているパラメーターは、多くの人が意識するポイントになるので、特にこだわりがなければ、先ほどの設定を使っていれば問題ないと思います。
パーフェクトオーダーを使ったFXの取引手法
それでは、パーフェクトオーダーを使ったFXの取引手法について解説していきたいと思います。
パーフェクトオーダーを使ったトレードは基本的には、順張り(トレンドフォロー)をすることになります。
なぜ、パーフェクトオーダーで取引をするときは、順張り(トレンドフォロー)をするべきかというと、パーフェクトオーダーが発生しているときは、継続的なトレンドが発生しているからです。
つまり、トレンドフォローをすることで、利益を大きく伸ばせる可能性があるということです。
あえて、いつ転換するか分からないトレンドの逆張りをする必要はありません。
パーフェクトオーダーのエントリーは押し目買いor戻り売り
それでは具体的にどのタイミングでエントリーをすれば良いのか解説していきます。
結論から言うと、パーフェクトオーダーを使ったFXの取引は、「押し目買い」か「戻り売り」を狙っていく必要があります。
しかし、押し目買いや戻り売りの具体的なタイミングをどのように見極めなければいけないのか?
結論としては、水平線やトレンドライン、フィボナッチリトレースメントなどの根拠が複数あるタイミングでエントリーをすることをオススメします。
具体的にチャートを詳しく見てみましょう。

上の図は、パーフェクトオーダーの戻り売りを狙ったエントリーポイントを示しています。
エントリーポイントの根拠として、短期移動平均線のタッチだけでなく、水平線へのタッチがあります。
さらに、同じチャートをフィボナッチリトレースメントを使ってみてみましょう。

フィボナッチリトレースメントの0.5のラインが先ほどの水平線と一致していることが分かります。
このように、今回のチャートは、水平線のタッチやフィボナッチの0.5にタッチというエントリーの根拠が複数存在することから、優位性のあるエントリーポイントであると言えるでしょう。
パーフェクトオーダーを使ったFX取引手法の注意点
パーフェクトオーダーを使ったFX取引手法においては、次に注意する必要があります。
- トレンドフォローの順張り→逆張りしない
- レンジ相場でのダマシに注意
それぞれについて詳しく解説していきます。
トレンドフォローの順張り→逆張りしない
パーフェクトオーダーでは、逆張り厳禁です。
何度も説明していますが、パーフェクトオーダーは強いトレンドが発生していることを示しています。
したがって、逆張りは非常にリスクが高いということになります。
トレンドフォロー(順張り)で利益を伸ばしていくのがセオリーとなります。
レンジ相場でのダマシに注意
パーフェクトオーダーで取引するときに最も注意が必要なのは、レンジ相場です。
まずはチャートを見てみましょう。

一見、パーフェクトオーダーが何度も発生しているように見えますが、ダマシエントリーポイントで売りエントリーをしてしまった場合、多少の戻りはあるものの、そのまま踏み上げられて損失を出してしまう可能性が高いということが分かります。
今回の場合、レンジ相場が発生してしまい、上昇のパーフェクトオーダーと下降のパーフェクトオーダーのようなダマシが交互に発生してしまっている状況になります。
さらに、、ダマシエントリーポイントの直前を見ると安値が徐々に切り上げられていることが分かります。
このように安値が切り上げられている時は、そのままジリジリと上昇していくこともあるので、注意が必要ですね。
パーフェクトオーダーを使えば、簡単にトレンドを捉えられるということはありません。
もしもトレンドを捉えることができなかった場合に備えて、損切り設定をしておくことも重要です。
なお、利益確定のタイミングや損切りのタイミングについては、別の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
関連記事【図解】損切りのタイミングは?FXで損切りできない人向けに解説!
関連記事【図解】FXの利益確定は難しい?利確のタイミングを解説!
また、チャートの見やすさもトレードに大きく影響してきます。
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