銀は金より狙い目か!?

銀は金より狙い目か

最近金が1トロイオンス当たり1,800ドルを突破してきています。

どこまで上がるのか?とメディアで騒がれていますが、金価格は円ベースでは1g当たり6,200円を超えてきてとっくに史上最高値を更新しています。

ドルベースでもリーマンショック直後の2011年9月に付けた史上最高値である1923ドルが史上最高値ですが、それも射程距離にはいってきました。

 

金価格がなぜ上がるのかということについては、6月に当レポートでも触れさせていただきましたが、次のように書きました。

FRBがドル紙幣を無制限に刷っているので、出回るキャッシュの量が増えるのでインフレが来るという理屈です。

FRBはキャッシュは作れるが、金は造幣できません。

金は穴を掘って探すしかないのです。そんな金の供給量のも問題があります。

これまで人類が採掘してきた金の総量は18万トン、それはオリンピックプール4杯分弱に過ぎません。

そして、現在の金の可採埋蔵量(掘れる見込みのある潜在量)は5万トンのみ。

現在、年に3,000トン程掘っていますので、あとたった17年でもう枯渇してしまいます。

金の供給量には限界が間近に迫ってきているということになります。

 

金は有事の金と言われ、リスクオフの時に買われるのが通常でしたが、現在のように株価が上がっている時(=リスクオン時)に上昇しているのはこれまではあまりないことです。

ということで、金を買いたいのですが、通常の感覚でいうと、株と金が一緒に上がるときに高値をつかみたくないので、下がってから購入と考えるのが一般投資家の思いでしょう。

下げを待ちたいと思います。

 

さて、金がいつ下がってくるかは誰にもわかりませんが、実は短期的には金より良い貴金属が注目されています。

銀です。

銀は、チャートを見ると一目瞭然ですが、金と比べ過小評価されています。

金の史上最高値は、金同様リーマンショック直後の2011年4月の1トロイオンス当たり49.82ドルでした。

現在の価格は19.75ドルですからまだだいぶ開きがあります。

 

日本は中世以来、銀の産出国でした。

15世紀ごろから中国の銀の産出量が減少したため、中国に輸出されるようになったのですが、それを可能にしたのは、16世紀には朝鮮から伝えられた灰吹き法という製錬技術であったと伝えられています。

特に島根県の石見銀山は最も早く開発が進み、また生産量も多かったと伝えられています。

17世紀初頭の最盛期には、日本産の銀は世界の生産量のおよそ3分の1~4分の1を占めていたと考えられています。

しかし16世紀後半にはじまるスペインによる新大陸のポトシ銀山の開発から、現在のボリビアやメキシコ産のメキシコ銀が増大し、中国にもたらされてスペイン銀貨にといわれるようになり、日本銀はそれに押されて次第に衰退してしまったようです。

石見銀山は豊臣秀吉、徳川家康によって直轄銀山として採掘されていました。

徳川家康はその銀と引き換えにオランダから銃を大量輸入することによって天下をとったといわれています。

が、江戸時代にはいると鉱脈が絶え、現在は廃鉱になっています。

 

さて、銀の生産国は金とはまったく違い、2019年現在世界で最大の産出国はメキシコ、ペルー、中国の順です。

消費量では中国、米国、インドの順番です。

金は世界需要の50%以上が宝飾品として使われていますが、銀の宝飾品としての使い道は総需要のたった20%です。

主たる使用目的は、銀の熱伝導の良さ、電気伝導の良さという特徴を使って産業用に使われます。

半導体や携帯の配線などに用いられています。

 

銀については今から25年ほど前、筆者は個人的にすごい相場を目の当たりにしました。

バークシャーハサウェイのウォーレン・バフェット氏が銀を大量に買い占めたことがありました。

1996年に世界に出回っている銀の20%に及ぶ1億2900万オンス(約4000トン)銀を買い占めたのです。

1個人が20%を買い占められるくらい小さなマーケットであったということでもあります。

さて、写真用フィルムには銀が使われているようなのですが、当時は丁度デジタル写真がはやり始めた頃のことでした。

筆者の知人に当時大成功していた米国人のマーケットアナリストがいたのですが、銀が必要なフィルムの需要がこれから激減するとして、バフェット氏に対抗して銀をショートしまくっていたのです。

そのアナリスト氏、自身の公演の度ごとに「バフェットと対抗して銀のショートを増やした。」と吹聴していました。

 

結果はすぐ出てしまいました。銀価格はバフェット氏の思惑通り上昇して、私の知人は損切を余儀なくされ、破産してしまいました。

その後バフェット氏は10年近くその大量の銀を保有し続けていましたが、2006年に全部売り払っていました。

バフェット氏曰く「早く売り過ぎてしまってあまり儲からなかった」と伝えられています。

 

さて、そんな銀ですが、銀の埋蔵量は、2018年時点でおよそ40万トンであるといわれています。

一見、多いように見えますが、このまま採掘が続けられるといずれは枯渇してしまいます。

2018年時点では、埋蔵されている銀は、2040~2050年頃には枯渇してしまうと考えられているのです。

その点では金と似たような運命ですね。

金はあと17~8年で枯渇するといわれています。

歴史的に金銀レシオは(金と銀の価格差)は平均1:50近辺のようです。

コロナ禍直後に、そのレシオは1:120くらいまで上がりました。

金価格は上がりましたが、銀価格は上がらなかったからです。

現在銀が底打ちしたように見えますので、少し上昇してきていて1:100くらいまで上がってきています。

銀の需要は今後も増えると思われること、またFRBがペーパーマネーを無制限に刷っているので、金も、銀も長期的には上昇していく可能性が極めて高いと考えられます。

ただ、これからは金銀レシオが1:50くらいまで上がると仮定すれば、銀の値上がり幅は金より大きいのではないかと考えられます。

著者プロフィール

memo
ウィンインベストジャパン( https://win-invest.co.jp/ )
齊藤トモラニ 老舗FXスクール代表。
FX会社主催のセミナー講師としても活躍する。
著書に『簡単サインで「安全地帯」を狙うFXデイトレード』
ロンドンfxの松崎美子さんと一緒にYouTube「fxの流儀」を配信中
<FXの流儀youtubeチャンネル>
https://www.youtube.com/channel/UC30w5H2MGSs6wP1YFjPeXBg

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