速報:2月18日の主なニュース

【これまでのニュース】
■原油先物は1ドル高→米寒波による生産停止による
米国時間の原油先物は約1ドル上昇した。厳しい寒波の影響で、テキサス州の原油生産の多くが停止していることが背景。清算値は、北海ブレント先物が0.99ドル(1.6%)高の1バレル=64.34ドル、米WTI原油先物は1.09ドル(1.8%)高の1バレル=61.14ドル。一時、ともに昨年1月以来の高値に上昇していた。原油相場は、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」の減産や、サウジアラビアの追加削減、新型コロナウイルスワクチン接種による需要回復期待などに支援されてきた。これに加え、先週末からテキサス州を襲っている異例の寒波で、原油生産や精製に影響が出ていることが相場を一層押し上げている。みずほ(ニューヨーク)のエネルギー先物部門ディレクター、ボブ・イエーガー氏は「WTIはおそらく65.65ドル近辺まで上昇するだろう」と語った。(ロイター)

■米小売売上高、1月は予想超える大幅増 政府支援が押し上げ
米商務省が17日に発表した1月の小売売上高は季節調整済みで前月比5.3%増と、予想の1.1%を上回って増加した。増加は4カ月ぶりで、7カ月ぶりの大幅増となった。政府の新型コロナウイルス対策支援金で消費が押し上げられた。経済活動は昨年末に感染再拡大を受け停滞したが、年明け以降は盛り返したもようだ。大幅増の一部は季節調整要因によるテクニカルなものだったが、自動車を中心に広範な部門で売上高が伸びた。前年同月比では7.4%増。2020年12月は前月比1.0%減と、当初発表の0.7%減から下方改定された。1月の自動車・ガソリン・建設資材・外食を除くコア小売売上高は6.0%と大きく増加。前月は2.4%減少(改定後)していた。コア売上高は国内総生産(GDP)の個人消費の構成要素と密接に連動する。部門別では自動車が3.1%増と、前月の2.0%増から加速。衣料品は5.0%増加した。外食は6.9%増。ただ、新型コロナ感染拡大前の昨年1月との比較では16.6%減と、大きく落ち込んでいる。(ロイター)

■コロナ変異株抑制やワクチン接種が最大の関心事=ダラス連銀総裁
米ダラス地区連銀のカプラン総裁は17日、新型コロナウイルス変異株の抑制やワクチン接種が最大の関心事という考えを示した。ロイターのインタビューで、専門家らは今後4─6週間のワクチン接種に注目していると指摘。ウイルスの抑制は「飲食や芸術、娯楽、旅行、レジャーといった分野で活動を早期再開する鍵になる」と述べた。連邦準備理事会(FRB)は足元、金融緩和の維持が求められるが、経済がコロナ禍を乗り切るにつれ「できるだけ早くこうした特別措置を解除した方がはるかに健全だ」と表明。ただ、解除の時期には触れなかった。この日の経済指標では小売売上高や物価の大幅な伸びが示されたが、カプラン氏は、国内総生産(GDP)の拡大や完全雇用に沿った物価の伸びなら歓迎するとしながらも、物価の進展や先行きの見通し、持続性を見極めながら注視していく必要があると述べた。バイデン政権が成立を目指す1兆9000億ドル規模の追加経済対策については、実現すれば今年の経済成長率が予想される5%を超える可能性もあるとした。(ロイター)

■英中銀、量的緩和がなお主要な景気刺激策=ラムスデン副総裁
イングランド銀行(英中央銀行)のラムスデン副総裁は17日、マイナス金利政策を巡る討議は不測の事態に備えるもので、量的緩和(QE)が現時点でも主要な景気刺激策だと考えていると述べた。バーミンガム大学向けの講演で「量的緩和措置はこれまでも利用され、試されてきた政策ツールだ」と指摘。中銀がマイナス金利政策導入の是非を検証していることについては、「金融政策手段として将来的に利用可能か検証するための、透明性のある不測の事態向けの計画」と述べた。(ロイター)

■景気回復に長期間も、インフレ上昇局面に備え=FOMC議事要旨
米連邦準備理事会(FRB)が17日に公表した1月26─27日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、景気回復には時間がかかる可能性があるものの、今後のインフレ上昇局面に備え、どのように下地を整えるかを巡り討議したことが分かった。同時に、好調な資産市場が緊張の兆候を示すかどうか警戒姿勢を継続する必要があるとの見解で一致した。会合では、社会一般の物価認識から、オンライン証券ロビンフッドのような個人投資家が利用する取引プラットフォームの予測不可能な動きにまで議論が及び、当局者は低迷する労働市場を押し上げるために緩和的な金融政策を維持する用意があるとの見解を示した。(ロイター)

■米国株まちまち、国債利回り低下-ドル指数と原油は続伸
17日の米金融市場では主要株価指数がまちまちとなり、米国債利回りは約1年ぶり高水準から低下した。投資家は経済成長とインフレ見通しの両面を意識している。
ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.27%。一時は1.33%台に乗せる場面もあった。
S&P500種株価指数は前日比0.1%未満安い3931.33。ナスダック総合指数は0.6%低下。一方、ダウ工業株30種平均は90.27ドル(0.3%)高の31613.02ドルと、過去最高値を更新した。
セクター別ではシェブロンをはじめとするエネルギー銘柄が上昇。ウォーレン・バフェット氏率いる投資・保険会社バークシャー・ハサウェイがシェブロン株の買い入れを開示したことが好感された。一方、高値で推移してきたハイテク株など、インフレ上昇で利益が減少した場合、過度に伸長した株価バリュエーションの正当化が難しくなる企業が売りを浴びた。
ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズの主任投資ストラテジスト、マイケル・アローン氏は「利回りの上昇はある時点で害を及ぼし得るが、まだその段階には達していない」と指摘。「これが今後、金融市場の根底に流れる大きなテーマになり続けるだろう」と語った。
ニューヨーク原油先物相場は3営業日続伸し、1年超ぶりの高値を付けた。米中部でエネルギー危機をもたらしている猛烈な寒波の影響で、米国の原油生産が4割減と過去最大の落ち込みとなったことが背景。ただ、サウジアラビアが増産を計画しているとのダウ・ジョーンズ通信の報道を受け、日中には上昇が失速する場面もあった。
金スポット相場は5営業日続落し、約2カ月ぶり安値に沈んだ。ドルが上昇し、米小売売上高が予想を上回る改善を示したことから、逃避先資産としての金の妙味が薄れた。ニューヨーク時間午後2時28分現在、1.2%安の1オンス=1772.85ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は1.5%安の1772.80ドルで終えた。(ブルームバーグ)

【本日の予定(要人発言・イベント等)】
16:20 インドネシア中銀政策金利
19:00 ECB経済報告
20:00 サンダーズ英中銀委員、ウェブ講演
22:00 ブレイナードFRB理事、国際金融協会(IIF)で講演
0:00 ボスティック・アトランタ連銀総裁、バーチャル討論会参加
1:00 米週間原油在庫統計
2:00 オルセン・ノルウェー中銀総裁、講演

欧州主要企業決算
クレディスイス、バークレイズ、エアバス、ダイムラー、ネスレ

米主要企業決算
アプライドマテリアルズ、ドロップボックス、ウォルマート、トリップアドバイザー

中国市場は春節休場明け、本日から取引を再開へ
米下院金融委員会、ゲームストップ株に関する公聴会開催

【今日の経済指標】

時間 指標名称 前回ドル円変動幅 前回(改定値) 予想 結果
09:30 豪・雇用統計 01月[雇用者数] +1.1pips 5.00万人 3.00万人 2.91万人
09:30 豪・雇用統計 01月[失業率] 6.6% 6.5% 6.4%
17:30 香港・雇用統計 01月 +1.8pips 6.6% 6.9%
19:00 ユーロ・消費者物価指数(確報) 01月[前年比] +0.4pips -0.3%(-0.3%)
19:00 ユーロ・消費者物価指数(確報) 01月[コア・前年比] 1.4%
20:00 トルコ・中銀政策金利 02月 +2.7pips 17.00% 17.00%
22:30 アメリカ・住宅着工件数 01月[住宅着工件数] +4.4pips 166.9万件 166.0万件
22:30 アメリカ・住宅着工件数 01月[住宅建築許可件数] 170.9万件(170.4万件)
22:30 アメリカ・輸入物価指数 01月[前月比] -4.3pips 0.9% 1.0%
22:30 アメリカ・輸入物価指数 01月[前年比] -0.3% 0.4%
22:30 アメリカ・新規失業保険申請件数 02/07 – 02/13 +2.8pips 79.3万件 77.0万件
22:30 アメリカ・フィラデルフィア連銀景況指数 +4.4pips 26.5 20.0
00:00 ユーロ・消費者信頼感指数(速報値) 02月 -2.9pips -15.5 -15.0
01:00 アメリカ・週間石油在庫統計 02/06 – 02/12[原油在庫] -0.4pips -664.5万バレル
01:00 アメリカ・週間石油在庫統計 02/06 – 02/12[ガソリン在庫] 425.9万バレル
01:00 アメリカ・週間石油在庫統計 02/06 – 02/12[留出油在庫] -173.2万バレル

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