速報:2月22日の主なニュース

【これまでのニュース】
■テーパー・タントラム再燃の懸念、世界債務膨張で混乱も
2013年5月、米連邦準備理事会(FRB)は量的緩和策の縮小を示唆。債券投資家の大規模なろうばい売りを引き起こした。「テーパー・タントラム(かんしゃく)」と呼ばれた現象だ。そして現在は、当時よりも世界全体の債務総額が約70兆ドル膨らんでいる。同じような売りが発生すれば、もっとひどい混乱になりかねない。バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)の機関投資家2月調査でも、13年当時のテーパー・タントラムのような動きが最も警戒すべき市場リスクの1つに挙げられた。背景には、インフレ期待の高まりを受け、主要中央銀行が近く大規模緩和の巻き戻しや縮小(テーパリング)を開始しようと心を決めるのではないかとの不安がある。サマーズ元米財務長官など一部専門家は、巨額の財政出動がインフレ高騰を誘発すれば緩和縮小時期は想定より、もっと早まると警鐘を鳴らす。こうした懸念を反映する形で、米10年国債利回りは16日に一時約1年ぶりの高水準に跳ね上がり、株価は最高値圏から伸び悩みに転じたばかりか、長らく冬眠状態にあった債券市場のボラティリティー指標までが、久しぶりに注意信号を点滅させている。ブルーベイ・アセット・マネジメントのポートフォリオマネジャー、カスパー・ヘンセ氏は「金利上昇がボラティリティーとスプレッドの拡大、そして売りを意味するのは13年に見た通りだ。レバレッジ比率が高まっている以上、当時より今の方がリスクは大きくなっているのは間違いない」と語る。同氏は年初来で30-40ベーシスポイント(bp)幅となっている利回り上昇基調が続くと見越し、米国債投資の圧縮に動いた。実際、国際金融協会(IIF)によると、世界の債務総額は13年の210兆ドルから足元で281兆ドルに増加。企業、家計ともに新たに背負った借金はあまりにも多い。経済成長とインフレが債務減らしに作用してもおかしくない。一方で、景気回復を後押しするための政策はまさにさらなる借金を促す恐れがある。フィデリティー・インターナショナルのグローバル債券最高投資責任者スティーブ・エリス氏は、こうした膨大な債務のために中銀は「流動性供給と超低金利の無限ループ」に陥ったままとなっており、債務の破綻化を防ぐ唯一の方法が、借り換えコストを低く抑え続けることになっていると分析した。そうした中で弱気派が監視しているのが、本当の資本コストを示す物価調整後の実質債券利回りの動きだ。13年には米国債の実質利回りが100bp急騰した。ただ、今回そうした事態は起きておらず、株式や新興国市場が大きな悪影響を免れる結果になっている。(ロイター)

■米ユナイテッド機、エンジン故障で引き返す-デンバー郊外に破片落下
米ユナイテッド航空が運航するボーイング777-200型機が20日、ホノルルに向けてコロラド州のデンバー国際空港を離陸後、エンジン故障に見舞われて同空港に緊急に引き返した。郊外の住宅地などには複数の機体の破片が落下したが、けが人の報告はない。連邦航空局(FAA)の声明によれば、乗客231人・乗員10人が乗ったユナイテッド航空328便は右側のエンジンが故障した後、同空港に無事に戻った。FAAと運輸安全委員会(NTSB)が調査する。空港報道官のアレックス・レンテリア氏は電話で、同便は午後12時15分(日本時間21日午前4時15分)に離陸し、1時半ごろに空港に戻ったと説明した。事情に詳しい関係者1人は、初期の痕跡から見るとエンジン前部で回転する大きなファンの羽根の1つが外れ、激しい故障によって破片が散乱した様子だと話した。公に話す権限がないことを理由に匿名で語った。
テレビやソーシャルメディアは機体の大きな破片が広く散乱している模様を伝えた。地元警察によると、破片は2つの区域と公園に落下。同州ブルームフィールドの警察報道官、レイチェル・ウェルテ氏は記者会見で、「破片が散らばっているのを見て、とてもショックを受けた」と述べた。(ブルームバーグ)
ボーイング株価:217.47 USD +8.99 (4.31%) -取引終了時

■寒波テキサス州に大規模災害宣言
バイデン米大統領は、米南部などを襲った強い寒波に伴うテキサス州の被害を、大規模災害と宣言した。ホワイトハウスが20日、発表した。連邦政府による緊急支援が可能となる。AP通信によると、寒波に関連する死者は同州や南部テネシー、ケンタッキー、西部オレゴン各州などで計70人以上となった。20日は南部で厳しい寒さが和らいだが、水不足など生活インフラへの影響は続いており、停電も同日現在、テキサス、ルイジアナ、ミシシッピ各州を中心に計30万世帯以上に及んでいる。米紙NYタイムズによると、一連の寒波で国内の石油生産の3分の1が停止に追い込まれた。(AP-共同)

原油先物:59.45 ▲0.32% +0.19

■トランプ氏、保守派集会で今月末演説へ 大統領退任後初
米フロリダ州オーランド(Orlando)で今月末に開かれる保守派の集会で、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領が演説を行う予定であることが分かった。関係者が20日、明らかにした。1月20日にホワイトハウス(White House)を去って以降、トランプ氏による公の場での本格的な演説は初めてとなる。トランプ氏が演説を行うのは米国最大級の保守派の会合「保守政治行動会議(CPAC)」で、今月28日に行われる。関係者はAFPに対し、トランプ氏が「共和党の今後と、保守派の動きについて語る」とともに、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領の移民政策に疑問を呈するものとみられると述べた。バイデン氏はこれまでトランプ氏への言及を避けるよう努めており、「前任の人」と呼ぶ場面もあった。また、民主党はトランプ前政権の政策を転換し、不法移民1100万人への市民権の付与に道筋を付ける法案を発表している。トランプ氏は、先月6日の米議会襲撃事件を扇動した罪で2度目となる弾劾裁判を受けたが、米政界で今も強い影響力を持ち続けている。米キニピアック大学(Quinnipiac University)が今週行った調査によると、トランプ氏に党内で中心的な役割を担ってほしいと考えている共和党員は全体の4分の3に上っている。(AFPBB News)

【本日の予定(要人発言・イベント)】
22:30 米シカゴ連銀全米活動指数(1月)
22:45 ラガルドECB総裁、講演
23:00 カプラン・ダラス連銀総裁、講演
0:30 ダラス連銀製造業活動(2月)
2:00 カプラン・ダラス連銀総裁、バーチャル質疑応答
3:00 ブリハ英中銀委員、ウェブ講演
5:30 ボウマンFRB理事、バーチャルイベント参加
カプラン・ダラス連銀総裁、講演

イエレン米財務長官、NYタイムズ会合で講演
EU外相会合

【2月20日終了時ボード】
NYダウ 31,494.32
NASDAQ 13,874.46
NASDAQ100 13,580.77
S&P500 3,906.71

米国債券2年利回り 0.109 ▼0.18%
米国債券5年利回り 0.577 ▼0.62%
米国債券10年利回り 1.340 ▼0.39%
米国債券30年利回り 2.135 ▼0.24%

【経済指標】

時間 指標名称 前回ドル円変動幅 前回(改定値) 予想 結果
08:50 日本 1月企業向けサービス価格指数(前年同月比) -0.4% -0.4% -0.5%
16:00 トルコ・設備稼働率 02月 +0.5pips 75.4% 74.9%
17:30 香港 1月消費者物価指数(CPI)(前年比) -0.4pips -0.7% 0.9%
18:00 ドイツ 2月IFO企業景況感指数 +4.1pips 90.1 89.7
0:00 アメリカ 1月景気先行指標総合指数(前月比) 0.3% 0.3%

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