速報:3月15日の主なニュース

【これまでのニュース】

■米3月ミシガン大消費者信頼感指数速報値、予想上回りドル高止まり
米国の3月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は83.0と、2月76.8から予想以上に改善しパンデミックにより経済が封鎖された昨年3月以降ほぼ1年ぶり高水準となった。
米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待指数として注目している同指数の1年期待インフレ率速報値は3.1%と、2月3.3%から低下。5-10年期待インフレ率速報値は2.7%と、3カ月連続で同水準となり、インフレ期待が抑制されている証拠となった。
米国債相場は軟調推移を維持。10年債利回りは1.62%まで上昇した。ドルは高止まり。ドル・円は109円00-05銭で高止まり。ユーロ・ドルは1.1930ドル前後の安値圏で推移した。
・米・3月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:83.0(予想:78.5、2月:76.8)
・米・3月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:3.1%(2月:3.3%)
・米・3月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:2.7%(2月:2.7%)

■米、コロナワクチン接種1億回超える 世界の約30%
米国で新型コロナウイルスワクチンの接種回数が1億回を超えた。当局による12日の公式発表値で明らかになった。世界のワクチン接種回数の約30%に相当する。
米疾病対策センター(CDC)が12日午後に公表した情報によると、それまでに行われた接種回数は1億112万8005回だった。
ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は当初、政権発足後100日目に当たる4月30日までに1億回の接種達成を目指すとしていたが、すぐにこの目標を1億5000万回に引き上げた。またバイデン氏は今週、米国の全成人2億5800万人分のワクチンを5月末までに確保する見通しを示した。AFPの集計によると、世界全体ではこれまでに3億4000万回を超えるワクチン接種が行われている。世界人口の約4%を占めるにすぎない米国で、世界のワクチン接種回数の約30%が行われた計算になる。
米国では現役あるいは最近5年以内に退職した、医師とほぼすべての種別の看護師がワクチン接種を行うことが認められていたが、これに加えて米当局は12日、歯科医、獣医師、救急医療技師(EMT)、医療系の学生らにもこれを認めると発表した。
米厚生省は新たなポータルサイトを立ち上げ、ワクチン接種を行うボランティアを募集する。助産師や検眼士、救急医療士、医師助手(PA)、足治療士(ポダイアリスト)、呼吸療法士も応募できるという。米国では現在、1日当たり約220万回のコロナワクチン接種が行われている。

■ビットコイン、初の6万ドル突破
暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(Bitcoin)の価格が13日、初めて6万ドル(約650万円)を超えた。専門家らは、米国での新型コロナウイルス景気刺激策が、世界一の人気仮想通貨に成長したビットコインの記録的な高値を後押ししたと話している。
仮想通貨の情報サイト「コインマーケットキャップ(CoinMarketCap)」によると、ビットコインはグリニッジ標準時13日午後0時34分(日本時間同9時34分)に6万197ドルをつけた。
ビットコインは昨年12月に2万ドル(約220万円)をつけており、3か月間で約3倍の上昇を記録した。
ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領が推進し先週成立した1兆9000億ドル(約210兆円)規模の新型コロナウイルス経済対策は、年収7万5000ドル(約820万円)までの個人に1400ドル(約15万円)を直接給付することになっている。取引サイト、マーケット・ドットコム(Markets.com)のアナリスト、ニール・ウィルソン(Neil Wilson)氏は、ここ数日は「経済対策の直接給付が間もなく始まることに投資家の着目が集まり、ビットコイン価格が上昇した」と語った。
昨年3月半ばに5000ドル(約55万円)程度で推移していたビットコイン価格はそれ以降、大幅に上昇した。大手オンライン決済サービスのペイパル(PayPal)がアカウント保有者に暗号資産の使用を認めると発表したことも追い風になった。
イーロン・マスク(Elon Musk)氏が最高経営責任者(CEO)を務める米電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)は先月、ビットコインに15億ドル(約1600億円)を投資。ツイッター(Twitter)のジャック・ドーシー(Jack Dorsey)CEOとラップ歌手のジェイ・Z(Jay-Z)さんは、ビットコインを「インターネットの通貨」にすることを目的としたファンドを共同で設立すると発表している。

■イエレン財務長官、米国のインフレリスクは小さく「制御可能」
イエレン米財務長官は14日、バイデン政権が大型の追加経済対策を実施し、完全雇用への復帰が視野に入る中でも、米国のインフレリスクは引き続き抑制されているとの認識を示した。
長官はABCの番組で「インフレのリスクはあるだろうか。小さなリスクはあるが、制御可能だと私は考えている」と説明。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)をきっかけに国内で下落した物価の一部は回復するものの、「それは一時的な動きだ」と述べた。
その上で「顕著なリスクだとは考えていない」とし、「実際にそうなった場合は当然状況を注視するが、われわれには対処する手段がある」と語った。
また、バイデン大統領が掲げるインフラ支出拡大に注目が移る中、イエレン氏は、民主党のウォーレン、サンダース両上院議員らが支持する富裕税のような措置を追求するかは「まだ決めていない」と述べた。
バイデン氏、大型インフラ支出案で下院議員と会合
労働市場については、「パンデミックを打ち負かせば、来年に完全雇用に近い状態に戻れると期待している」とし、「追加経済対策はそのために必要なものだ」と指摘した。
バイデン氏が11日に署名して成立した大型の追加経済対策は、その規模に対して共和党議員から異議が出ていた。また、サマーズ元財務長官ら一部のリベラル派経済学者でさえ、経済全体の著しい回復力を踏まえれば、支出が行き過ぎではないかと疑問を呈している。

■米金融当局は23年に利上げへ、金利予測分布図には示されずとも-調査
新型コロナウイルス禍による不況からの力強い景気回復で米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長ら当局者は2023年に利上げに動く可能性が高いが、今週の連邦公開市場委員会(FOMC)が公表する予測にはそれは示されない。エコノミスト調査でこうした見通しが示された。
ブルームバーグ・ニュースが調査したエコノミスト予想では、23年は0.25ポイントの利上げが2回。ただ、FOMCが米東部時間17日午後2時(日本時間18日午前3時)に声明とともに公表する政策金利予測の中央値は同年末までゼロ付近になるとエコノミストは予測している。
こうしたエコノミスト調査の結果は、米金融当局の昨年12月の予測に一致する。その後、バイデン大統領による3月11日の署名で成立した1兆9000億ドル(約207兆円)規模の追加経済対策を含め、3兆ドル近い財政出動を議会が承認し、ワクチン接種の加速が経済見通しが改善しているにもかかわらずだ。
「強力な3要素」
調査に回答した米ポイント・ロマ・ナザレン大学のエコノミスト、リン・リーサー氏は、「巨額の財政出動と金融支援、累積需要の強力な3要素がワクチン接種の普及で自由になった経済に影響を及ぼすという未知の状況を、米金融当局は今調査している」と指摘した。
FOMCが今年2回目となる今週の会合で、政策金利をゼロ付近に維持し、資産購入ペースを現行の月額1200億ドルに据え置くのはほぼ確実。パウエル議長は当局の目標とする完全雇用に依然として程遠いと繰り返し強調し、金融支援の縮小議論は時期尚早としている。

【本日の予定(要人発言・イベント)】

8:15 ロウ豪中銀総裁、オンライン講演
23:00 センテノ・ポルトガル中銀総裁、ウェブ会議参加

ユーロ圏財務相会合(オンライン)
米国市場、夏時間に移行

【経済指標】

時間 指標名称 前回ドル円変動幅 前回(改定値) 予想 結果
08:50 日本・機械受注 01月[前月比] +9.4pips 5.2% -4.6% -4.5%
08:50 日本・機械受注 01月[前年比] 11.8% -0.4% 1.5%
09:01 英国・ライトムーブ住宅価格 03月[前月比] +4.9pips 0.5% 0.8%
09:01 英国・ライトムーブ住宅価格 03月[前年比] 3.0% 2.7%
11:00 中国・鉱工業生産指数 02月 -1.8pips 2.8% 32.1% 35.1%
11:00 中国・小売売上高(年初来) 02月 -1.8pips -3.9% 32.0% 33.8%
13:30 日本・第3次産業活動指数 01月 -3.0pips -0.4% -0.6% -1.7%
15:30 インド・卸売物価指数 02月 -0.1pips 2.03% 4.00% 4.17%
16:00 ドイツ・卸売物価指数 02月[前月比] +1.4pips 2.1% 1.4%
16:00 ドイツ・卸売物価指数 02月[前年比] 0.0% 2.3%
21:15 カナダ・住宅着工件数 02月 +2.8pips 28.24万件 24.75万件 24.59万件
21:30 カナダ・製造業売上高 01月 +0.2pips 0.9% 2.5% 3.1%
21:30 アメリカ・ニューヨーク連銀製造業景気指数 03月 +4.5pips 12.1 14.0 17.4

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