速報:3月17日の主なニュース

【これまでのニュース】

■米国株式市場=S&Pとダウ反落、FOMCに注目
米国株式市場は、エネルギー・工業株主導でS&P総合500種が下落して終了した。ダウ工業株30種も下落した。市場ではこの日から2日間の日程で始まった米連邦公開市場委員会(FOMC)が注目されている。
S&P総合500種とダウ工業株30種は前日に終値としての最高値を更新。これを受け、この日は終日、方向感に欠ける展開になった。ナスダック総合は上昇して引けた。投資調査会社エバーコアISIの目標株価引き上げを受け、アップルが1.3%値上がりした。リフィニティブのデータによると、エバーコアの目標株価は、アップルをカバーしているアナリストの間で最も高い水準となった。
ナスダックは2月12日に付けた最高値を3月初めに11%下回っていたが、現在は約4%下回る水準に回復している。
グローバルト・インベストメンツのシニアポートフォリオマネジャー、トム・マーティン氏は「FOMCは市場にとって、ここしばらくで最も重要なイベントの一つだ。最近インフレ率が上昇し、インフレ懸念が高まってから初めての会合となる」と語った。
今回のFOMCは、経済見通しを引き上げた上で、予見可能な将来において緩和的なスタンスを維持する方針を改めて表明するとみられている。
S&Pの主要セクターではエネルギーセクターが原油価格の下落を背景に約3%安となった。金融、工業セクターも1%超値下がりした。一方、通信サービスと情報技術は上昇した。
ラッセルのグロース株指数は0.37%高、バリュー株指数は0.71%安となり、テクノロジー株など高成長株からシフトする最近の動きが後退した。
20億ドルの転換社債発行計画を発表した自動車大手フォード・モーターは5.4%下落した。
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.77対1の比率で上回った。ナスダックでは2.31対1で値下がり銘柄数が多かった。

■パリ週末ロックダウン検討-モデルナが子供の治験開始
フランスは新型コロナウイルスの感染拡大抑制のため、パリ地域で週末に限定してロックダウン(都市封鎖)を行う計画を検討している。カステックス首相は17日の閣議で制限措置の可能性を議論すると説明した。
ドラギ伊首相とマクロン仏大統領は会談後、欧州連合(EU)の医薬品規制当局である欧州医薬品庁(EMA)が英アストラゼネカ製新型コロナワクチンは安全だと勧告した場合は使用を再開する可能性があると述べた。安全性への懸念から一部の国が同ワクチンの使用を一時停止した後、EMAは検証を進めている。
欧州医薬品庁、アストラ製ワクチンあらためて支持-安全性の検証急ぐ
EUの行政執行機関、欧州委員会は加盟国に対し、ワクチン接種のペースが遅いことに加え、一部のワクチン使用停止の動きにより、景気回復の取り組みが阻害される恐れがあるほか、ロックダウンが長期化する可能性が高まりかねないと警告した。
スコットランドは美容院や自動車のショールームなどを4月5日から再開する。
米モデルナは生後6カ月から12歳未満の乳幼児・子供を対象とする新型コロナワクチン臨床試験で接種を開始したと発表した。米オハイオ州は29日から16歳以上の住民全員にワクチン接種登録を認める。

■米鉱工業生産、2月は製造業3.1%低下 寒波が打撃
米連邦準備理事会(FRB)が16日に発表した2月の鉱工業生産統計は、製造業生産指数が3.1%低下した。寒波によりテキサス州で石油精製や石油化学品の施設、プラスチック樹脂工場が稼働停止となったことが影響した。市場予想は0.1%低下だった。
世界的に半導体が不足していることも製造業生産の重しとなった。
1月は1.2%上昇しており、2月は10カ月ぶりのマイナスだった。製造業生産は依然として新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の水準を下回っている。
南部の悪天候の影響は、石油産業に関連する製造業に波及したとみられる。FRBは、天候の影響を除いた製造業生産指数は0.5%低下したと述べた。
自動車・同部品は8.3%低下。半導体不足が引き続き響いた。
ただ米経済の11.9%を占める製造業活動は、在庫の少なさやモノの需要が下支え要因となっている。新型コロナのワクチン接種が進む中で向こう数カ月、航空旅行や宿泊などのサービスへ需要が移行するとみられる。
鉱工業生産統計のうち鉱業は5.4%低下。一方、公益事業は寒波が追い風となり、7.4%上昇した。全体の鉱工業生産指数は2.2%低下。1月は1.1%上昇していた。

■3月の独ZEW景気期待指数は76.6に上昇、広範囲な景気回復を予想
ドイツ欧州経済センター(ZEW)が発表した3月の景気期待指数は76.6で、2月の71.2から上昇した。ロイターがまとめた予想の74.0を上回った。
現況指数はマイナス61.0。2月のマイナス67.2から改善した。予想はマイナス62.0だった。
ZEWの指数は、3月8-15日にアナリスト189人に実施した調査を基に算出した。
ドイツは15日、英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの使用を中断すると発表した。血栓症などの事例が報告されていることを受けた措置。
ZEWのワムバッハ所長は声明で「経済の楽観的見方の高まりが続いている。専門家はドイツ経済のすそ野の広い回復を予想しており、秋までに少なくとも人口の70%が接種を受けると見込んでいる。ただ大多数がインフレの加速や長期金利上昇も予想している」と述べた。

【本日の予定(要人発言・イベント)】
8:30 ケント豪中銀総裁補、オンライン講演
16:15 訪日外客数(2月)
23:30 米週間原油在庫統計
0:00 コスタ・ポルトガル中銀総裁講演、エルダーソンECB理事、講演
3:00 FOMC声明・経済見通し公表
3:30 パウエルFRB議長、記者会見

オランダ下院選挙
米下院金融委員会、ゲームストップ株を巡る公聴会

【経済指標】

時間 指標名称 前回ドル円変動幅 前回(改定値) 予想 結果
06:45 NZ・経常収支 第4四半期 +1.5pips -35.21億NZドル -26.75億NZドル -26.95億NZドル
08:00 韓国・雇用統計 02月 +2.1pips 5.4% 5.0% 4.0%
08:30 豪・Westpac先行指数 02月 -5.7pips 0.26% 0.01%
08:50 日本・通関ベース貿易収支 02月[通関ベース貿易収支] +9.4pips -3239億円 (-3254億円) 4200億円 2174億円
08:50 日本・通関ベース貿易収支 02月[通関ベース貿易収支(季調済)] 3928億円 -1190億円 -387億円
19:00 ユーロ・消費者物価指数(確報) 02月[前年比] +0.4pips 0.9% 0.9%
19:00 ユーロ・消費者物価指数(確報) 02月[コア・前年比] 1.1% 1.1%
20:00 南ア・小売売上高 01月 -1.2pips -1.3% -2.2%
20:00 アメリカ・MBA住宅ローン申請指数 03/06 – 03/12 +2.0pips -1.3%
21:30 アメリカ・住宅着工件数 02月[住宅着工件数] -0.6pips 158.0万件 156.4万件
21:30 アメリカ・住宅着工件数 02月[住宅建築許可件数] 188.1万件 (188.6万件) 175.0万件
21:30 カナダ・消費者物価指数 02月[前月比] +1.4pips 0.6% 0.7%
21:30 カナダ・消費者物価指数 02月[前年比] 1.0% 1.3%
23:30 アメリカ・週間石油在庫統計 03/06 – 03/12[原油在庫] -2.7pips 1379.8万バレル
23:30 アメリカ・週間石油在庫統計 03/06 – 03/12[ガソリン在庫] -1186.9万バレル
23:30 アメリカ・週間石油在庫統計 03/06 – 03/12[留出油在庫] -550.4万バレル
03:00 アメリカ・FRB政策金利(FOMC) 03月[上限金利] -1.6pips 0.25% 0.25%

 

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