速報:3月25日の主なニュース

【3月24日これまでのニュース】

■FRB議長、失業率は「極めて望ましい」動き反映せず-上院証言
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、金融当局として非常に力強い今年の経済成長を見込んでいるにもかかわらず、失業率の低下予想が相対的に控えめにとどまっていることについて、労働市場の「極めて望ましい」改善が失業率に反映されないためだと説明した。
同議長は24日、上院銀行委員会で証言。失業率の算出に現在含まれていない人が労働力人口に復帰するというプロセスに言及し、労働市場への「参加は拡大している」と指摘。「そうした状況が失業率を高い水準にとどめる。極めて望ましい結果だ」と述べた。
先週公表された連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の四半期経済予測では、失業率は年末までに4.5%に低下すると見込まれている。2月の失業率は6.2%。FOMC参加者による今年の経済成長率予想は6.5%だった。
~インフレ見通し
経済予測によれば参加者らは、当局が重視するインフレ指標が今年末に2.4%に急伸するが、来年には2%に鈍化すると見込んだ。
パウエル議長は物価については、インフレ圧力が極めて低かった昨年との比較によるベース効果で上昇すると予想。このほか累積需要やサプライチェーンの障害も一定の物価押し上げ要因になるとの見解を示した。ただ、そうした物価上昇は一時的であり、長期にわたった低インフレ環境が物価上昇圧力を抑制するだろうと論じた。
議長は「長期的には、この四半世紀に見られたインフレの力学はなお損なわれないと考えられる」と指摘。この予想通りとならなかった場合でも、金融当局には望まないインフレに対処する手段があり、活用すると説明した。
このほか米10年債利回りの上昇に関する質問には、ワクチン接種が加速し経済見通しが明るさを増している状況を反映しているとして、懸念要因ではないとの見解を示した。
議長は「これまでの利回り上昇は秩序立った動きだ。秩序立った動きでなかったら、私は懸念するだろう」と語った。
(発言)
・FRBはインフレ上昇は一時的とみていることを再言及。
・利回り上昇は秩序あるプロセス。
・2021年の経済成長は非常に力強いだろう。
・利回り上昇はワクチン接種や成長期待を反映。
・市場は見通し改善の感覚を持っている。

イエレン長官
パウエル議長と共に公聴会に出席したイエレン財務長官は、今月成立した経済対策に盛り込まれた失業給付上乗せが失効するのに伴い、失業率は低下すると確信していると証言した。「失業は引き続き高水準であり、経済対策の追加救済措置を提供することが重要だが、その失効が始まる秋に米経済が立ち直りつつあるだろう」と語った。
同長官は失業給付上乗せが失業者の就業意欲を低下させるのではないかとの懸念を否定。最近の調査はむしろ就業を促すことを示していると反論した。ただ、失業給付上乗せは景気回復に伴い今年終盤には不要になるだろうと述べた。

■米国株がハイテク中心に下落、国債は小幅高-原油急反発
24日の米株式相場は続落。新型コロナ禍で勝ち組となっていたテクノロジー銘柄から、経済再開の恩恵を受ける銘柄へのローテーションが進んだ。
ナスダック100指数の構成銘柄では、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズやペロトン・インタラクティブ、ドキュサインの下落が目立った。景気敏感株を買う流れの中、エネルギーや銀行、輸送に関連する銘柄は比較的好調。
S&P500種株価指数が前日比0.6%安の3889.14。ダウ工業株30種平均は3.09ドル(0.1%未満)安の32420.06ドル。ナスダック総合指数は2%低下。
ニュビーンのチーフ投資ストラテジスト、ブライアン・ニック氏は「経済分野が期待を上回り続ける限り、私自身はそう考えるが、シクリカル銘柄のトレードはまだ続くだろう」とブルームバーグテレビジョンで語った。
米国債相場は小幅高。ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.61%。
米財務省が実施した5年債の入札(610億ドル、約6兆6300億円)では、投資家の需要を示す応札倍率が前回入札から改善し、安心感が広がった。25日には7年債620億ドルの入札が控えている。先月の7年債入札は不調に終わり、債券相場急落の引き金となっていた。
外国為替市場ではノルウェー・クローネとカナダ・ドルが堅調。スエズ運河での大型コンテナ船座礁などを受けた原油相場の反発が背景にある。ドルはその他の主要通貨に対して上昇した。
主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%上昇。ドルは対円で0.1%高の1ドル=108円72銭。一時は108円96銭に上昇していた。ユーロは対ドルで0.3%安の1ユーロ=1.1811ドル。
ニューヨーク原油先物相場は急反発。昨年11月以来の大幅高となった。米在庫統計でガソリン需要が強まる兆候が示され、世界経済の回復ペースに対する不安が和らいだ。スエズ運河を大型コンテナ船がふさいでいる問題は、座礁した同船を動かす作業が25日まで中断されている。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物5月限は、前日比3.42ドル(5.9%)高い1バレル=61.18ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント5月限は3.62ドル高の64.41ドル。こちらも11月上旬以来の大幅高となった。
ニューヨーク金市場ではスポットと先物が反発。米国債利回りの上昇に失速の兆候が出てきたことを好感した。米耐久財受注が予想外に減少したことも、逃避先資産としての金の魅力を高めた。
金スポット価格はニューヨーク時間午後2時37分現在、前日比0.4%高い1オンス=1734.79ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、8ドル(0.5%)上げて1735.50ドルで終了した。

■米利上げ開始時期、経済情勢に依存=NY連銀総裁
米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は24日、連邦準備理事会(FRB)の利上げ開始時期は経済情勢に左右されると述べた。
ウィリアムズ総裁はシラキュース大学が主催したオンライン対話で、新型コロナウイルスワクチン接種が進み、感染件数が減少する中、今年の米経済成長は加速する可能性があると指摘。ただ「経済情勢に左右されるため、次の政策措置の実施がいつになるかは分からない」とし、FRBが景気支援策をいつ引き揚げ始めるのか手掛かりは示さなかった。
物価情勢については、インフレ率が持続的に2%に達するまでに時間がかかる可能性があるとし、「米経済は向こう数年にかけて極めて順調に回復すると予想しているが、インフレ圧力が高まるとはみていない」と述べた。

■FRB、先手打って「パンチボウル」片付けず=SF連銀総裁
米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は24日、景気回復に伴い失業率が改善しても、連邦準備理事会(FRB)は過度に満足せず、先手を打って「パンチボウル」(刺激策)を片付けることはないと強調した。
FRBは「我慢強く」対応する所存で、「雇用(目標)が完全かつ真に達成されるまで金融緩和を維持する方針」と述べた。

■米EU、中ロ問題に協力して対応 両外相が一致
米国と欧州連合(EU)は24日、中国に関する二者間対話を再開するとともに、ロシアの「挑戦的な行動」に対処するために協力することで一致した。
ブリンケン国務長官とボレル外交安全保障上級代表(外相)は声明を発表。「中国との関係は協力や競争、制度的競合といった要素からなる多面的なものとの認識を共有した」と明らかにした。その上で「信頼の置ける民主主義や人権の保護、国際法の順守がインド太平洋の安定と繁栄を支えることを確認した」ほか、「安全かつ持続的で自由に開かれた海上の供給ルートおよびサプライチェーンの促進に向け協力することを目指すとともに、志を同じくするパートナーとの協力深化を期待する」と表明した。
ロシアについては、ウクライナやジョージアへの継続的な侵略を含む挑戦的な行動や偽情報の拡散、選挙プロセスへの干渉、悪意のあるサイバー活動などに対処すると述べた。また、安全で効果的な新型コロナウイルスワクチンの世界的な配布や将来の世界的大流行(パンデミック)への備えについて協力していくことを約束。気候変動やイラン、トルコ問題に関しても意見交換した。

■数字から見るニュース

〇日銀 連億指し値オペ精度
★特定の年限の国債を固定金利で無制限に買い入れる
例:10年債が0.25%を上回りそうな場合0.24%で日銀が連日買い入れる。

〇米株 景気指数が上昇=欧州”先行例”として注目

3月 PMI速報値(前月比)
アメリカ 製造業 59.0(↑0.4)
サービス業 60.0(↑0.2)
ユーロ圏 製造業 62.4(↑4.5)
サービス業 48.8(↑3.1)

〇SLR緩和措置終了 影響は? ~各銀行のSLR反応

緩和措置(20年第4四半期) 緩和措置なし
JPモルガン・チェース 6.9% 5.8%
バンク・オブ・アメリカ 7.2% 6.2%
シティグループ 7.0% 5.9%
モルガン・スタンレー 7.4% 6.6%

 

■某人気FXYoutuberが語る。
人気FXYoutuberの”俺たちゲーム速報@J●N”さんが以下の通り語りました。
「24日夕方現在、CFD日経平均およびナスダック、S&P500共に爆損をしております。その背景について話したいと思います。これは世界的にリスクオフになっているのが要因かと思っています。その要因とは…」
・日銀の政策変更→日経平均を買わずトピックスを買うよう政策を変更
・トルコリラ安→エルドラン大統領が中央銀行の総裁を解任し混乱を招いた
・バイデン政権増税示唆→富裕層から税金を取る政策
・急な原油安
・米中非難合戦
・欧米の中国制裁
・欧州のロックダウン
・クロス円全般円高、週足が久々の陰線
・NZ住宅投資規制
・豪ハラスメントデモ
・北朝鮮の短距離ミサイル発射
これらの大混乱により株価は暴落を招いたと思います
さすがジ●さん、分析が鋭い!流石としか言いようありません。

【本日の予定(要人発言・イベント)】

8:00 エバンス・シカゴ連銀総裁、米経済見通しについて講演
16:00 ベイリー英中銀総裁、挨拶
17:00 フィリピン中銀政策金利
18:00 ラガルドECB総裁、ビルロワドガロー仏中銀総裁 国際決済銀行(BIS)イノベーションサミット講演
ECB経済報告
18:30 ベイリー英中銀総裁、国際決済銀行(BIS)イノベーションサミット講演
ウィリアムズNY連銀総裁、国際決済銀行(BIS)イノベーションサミット講演
19:00 ベイリー英中銀総裁、質疑応答
22:10 クラリダFRB副議長、米経済見通しと金融政策について講演
23:30 ウィリアムズNY連銀総裁、バーチャル討論会参加
0:00 米カンザスシティ連銀製造業活動(3月)
1:00 ボスティック・アトランタ連銀総裁、講演
2:00 エバンス・シカゴ連銀総裁、討論会参加
デギンドスECB副総裁、バーチャル討論会参加
シュナーベルECB理事、オンライン講演
米7年債入札(620億ドル)
4:00 メキシコ中銀政策金利

EU首脳会議(26日まで)
バイデン米大統領、就任後初となる記者会見
国際決済銀行(BIS)イノベーションサミット(25日まで)
グーグル、フェイスブック、ツイッターCEO 公聴会証言

【経済指標】

時間 指標名称 前回ドル円変動幅 前回(改定値) 予想 結果
16:00 ドイツ・GfK消費者信頼感調査 04月 +2.6pips -12.9 -12.1 -6.2
17:30 スイス・中銀政策金利 第1四半期 +0.0pips -0.75% -0.75% -0.75%
17:30 香港・貿易収支 02月 -1.5pips -252億香港ドル -213億香港ドル -147億香港ドル
18:30 南ア・生産者物価指数 02月[前月比] +3.1pips 0.8% 0.4% 0.7%
18:30 南ア・生産者物価指数 02月[前年比] 3.5% 3.6% 4.0%
21:30 アメリカ・新規失業保険申請件数 03/14 – 03/20 +4.1pips 77.0万件 73.0万件 68.4万件
21:30 アメリカ・実質GDP(確報値) 第4四半期[実質GDP] +0.7pips 4.1% 4.1% 4.3%
21:30 アメリカ・実質GDP(確報値) 第4四半期[個人消費] 2.4% 2.4% 2.3%
21:30 アメリカ・実質GDP(確報値) 第4四半期[GDPデフレータ] 2.1% 2.1% 2.0%
21:30 アメリカ・実質GDP(確報値) 第4四半期[PCEコアデフレータ] 1.4% 1.4% 1.3%

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