速報:3月29日 主なニュース

【速報】

明日の日本株の読み筋=配当落ち分即日埋めなるか、「米ファンド債務不履行」報道見極めも
あす30日の東京株式市場は、3月期末の権利落ち日となり、配当落ち分(日経平均株価ベースで180円程度)を即日で埋めきれるかどうかが注目される。即日埋めとなれば、基調の強さを改めて印象付けることにもなる。株価指数連動型ファンドを運用する投資家から将来受け取る見込みの配当金を再投資する先物買いが引き続き入るとみられ、需給面での支えとして意識されよう。
一方、スイス金融大手クレディ・スイス・グループは29日、同社をはじめとする一部金融機関が実施した米ヘッジファンドへのマージンコール(追加担保の差し入れ要求)が債務不履行(デフォルト)になったと発表したと報じられた。これをきっかけに29日後場の日本株は急速に上げ幅を縮小した経緯があり、市場では「その影響がどの程度広がるか、海外株動向を含め、見極める必要がある」(準大手証券)との声も聞かれた。日経平均株価は直近3連騰(合計979円上昇)で戻りピッチが速い面もあり、海外要因に不透明感が増すようだと利益確定売りに傾く可能性がある。
9日の日経平均株価は大幅に3営業日続伸し、2万9384円(前週末比207円銭高)引け。朝方は、前週末の米国株高を受け、買いが先行した。時間外取引での米株価指数先物安もあって、いったん伸び悩んだが、次第に盛り返した。3月期末配当取りの動きや、大引けにかけての配当再投資目的の先物買い観測が支えとなり、上げ幅は一時400円超えた。ただ、買い一巡後は、米ファンドの債務不履行が伝えられ、株価指数先物にまとまった売り物が出て、一時24円高まで大きく上げ幅を縮小する場面もあった。

【3月29日 これまでのニュース】

■債券は下落か、米長期金利の上昇を受けて売り先行
債券相場は下落が予想されている。前週末の米国市場で長期金利が上昇した流れを引き継ぎ、売りが先行する見通し。日本銀行が31日に発表する来月の国債買い入れ予定を前に様子見気分が強いとの声も出ている。
先物夜間取引で6月物は米長期金利の上昇を背景に売りが優勢となり、前週末の日中取引終値比9銭安の151円27銭で引けた。

■大量ブロック取引巡る投資家ムード測る展開か-週明けのアジア市場
米主要株価指数は先週、最高値を更新して終了したが、26日に一部銘柄の時価総額を合わせて350億ドル(約3兆8400億円)失わせた大量のブロック取引を巡る投資家のムードが、週明けのアジア市場で試されそうだ。
29日の早い時間に日本とオーストラリアの株価指数先物は上昇しているが、中国の百度(バイドゥ)や米バイアコムCBSなどの銘柄を大きく揺らしたブロック取引の売り手を巡る疑問や、今後さらなる売りが出るのではないかいった臆測が広がっている。
早朝の取引で日経平均先物は1.4%高、豪S&P/ASX200先物は0.7%高、香港のハンセン指数先物は0.1%安。S&P500種株価指数は26日、1.7%上昇して終値ベースの最高値を更新した。

【本日の予定(要人発言・イベント)】
8:50 日銀主な意見(3月18-19日開催分)
23:30 米ダラス連銀製造業活動(3月)
16:00 デコス・スペイン中銀総裁、討論会参加
0:00 ウォラーFRB理事、バーチャル討論会参加

中国全国人民代表大会常務委員会(30日まで)
欧州市場、夏時間へ移行

【今週の展望】
3月2日はグッドフライデーで世界中の多くの国で市場が休場です。米国も株式市場や原油市場など多くの市場が休場。銀行も基本的には休業日で債券市場も休みとなりますが、連邦政府の法定休日ではないため米雇用統計が発表となります。
取引参加者の相当少ないところに大きな材料が出ることで、結果次第では大荒れの相場となる可能性があります。
さらに31日ADP雇用者数、1日ISM製造業景気指数などにも注意が必要です。

米雇用統計:米国で新型コロナウイルス向けワクチンの接種が進み各州が行動制限を緩和していることもあり強めに出る可能性
※予想は雇用が59万人増と前回を大きく超える。失業率の予想も6.0%と改善

 

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