中国人民銀行18兆円の巨額公開市場操作!コロナウィルス問題は終息せず

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春節期間直前に勃発した新型コロナウイルスの影響で、春節中に米株、日経、ドル円が売られる中、今朝の上海株のオープニングに注目していましたが、中国人民銀行が公開操作。あらかじめ用意した金額は18兆7000億円と巨大なものでした。

その数字が伝わって日本時間午前10時半に上海株は8%強の下げでスタートしましたが、本日は空売り禁止規制がかかっていたので、実需の投げ売りだけということになり、7%台(2747ポイント)で引けています。

ただし、直近の重要なテクニカルサポートであった2857ポイントを大きく下回って引けていますので、明日以降も予断を許しません。

また、武漢だけでなく北京や上海へのウイルス拡散をニュースが流れるにつれ、上海株への下押し圧力は強まりそうです。

各国で新型コロナウィルス感染拡大の対処に大きな違いが

一方、先週売られてきたドル円、日経平均は先週末からプラスで取引されていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大についての対処の仕方は日本と欧米にはかなりの開きがあります。

今晩の欧米時間での株価の動きには楽観論は通用しないかもしれません。

その実、このパンデミックについての米国の対応は最高のレベル4。

従って米国は中国への渡航中止に加え、また直近で中国を訪れたことのある外国人の入国禁止を発表しています。

それに比べ、対応が極めて緩い日本政府の対応は武漢への渡航歴のある旅行者についてのみ入国禁止(部分的レベル2)というもの。

さて、先週金曜日に米国ダウは600ドル安と久しぶりに大きな陰線ができています。

今晩はISM製造業景況指数という重要指標に注目ですが、リスクオフ環境に変化はなく、先週の下げの利益確定の買いはあると思いますが、現在のパンデミック状態を考えると、大きく戻す可能性は低いでしょう。

米国では中国の2重スパイ容疑者が逮捕!

時を同じくして米国のスパイ狩りでは次々と中国の2重スパイ容疑者が逮捕されています。

直近では、中国に生物兵器となりうるウイルスを持ち出そうとしたハーバード大の化学生物学部長のチャールズ・リーバーが先週スパイ容疑で逮捕された模様です。

武漢発の新型ウイルスは野生動物からというものではなく、中国の武漢でのウイルス研究所で開発されてきたものが、事故で漏れてしまった生物化学兵器としてのウイルス、というまことしやかなうわさまで伝わっています。

生物化学の世界的権威であったチャールズ・リーバーが関与していた?!という連想があるかもしれません。

今後、コロナウィルスが日本で激増するリスクも

新型肺炎は、今後日本での感染者が激増するリスクを考えておかないといけません。とすると、リスクオフマーケットはまだ序の口である可能性が高いと言わざるを得ません。

ドル円で言うと107.69という1月の最安値を切れるような場合は一昨年から続いてきたリスクオン相場が転換点を迎えることになりそうですが、そんなことにならないことを望むばかりです。

著者プロフィール

ウィンインベストジャパン( https://win-invest.co.jp/ )
齊藤トモラニ
老舗FXスクール代表。FX会社主催のセミナー講師としても活躍する。著書に『簡単サインで「安全地帯」を狙うFXデイトレード』
ロンドンfxの松崎美子さんと一緒にYouTube「fxの流儀」を配信中
<FXの流儀youtubeチャンネル>
https://www.youtube.com/channel/UC30w5H2MGSs6wP1YFjPeXBg

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