2022年4月11日(月)の経済指標

先週のまとめ

先週はロシアとウクライナとの戦闘激化によりユーロ売りが進んだと同時にドル買いが強まった。

ハト派として知られるブレイナードFRB理事が「利上げを着実に進める一方でバランスシートの縮小を5月にも開始する」と発言したことで米長期金利が2.7%まで上昇。ドルが全面高となりドル円は124円67銭まで上昇。ユーロドルも3月7日に付けた安値1.0806に迫る1.0837まで下落して引けている。

ユーロはロシアがウクライナの首都近郊で大量虐殺の疑いがあるとのニュースでロシアへの制裁強化を決定。欧州経済に悪影響を与えるとの見方からユーロ売りが進んでいる。

一方原油価格は低下。米国やIEAが石油備蓄を大量放出することを決定したことでWTIは96ドル台に低下。原油価格の低下は世界的な物価上昇を抑える要因となる一方でコモディティー価格全般に売りが出たことから資源国通貨である豪ドルやカナダドルなどの下落にもつながった。

円は依然として下落が続いている。
先週も黒田日銀総裁が「円安が全体として日本経済にプラスに作用しているとの基本的な認識は変わらず」と発言。市場では円安容認との見方が改めて示されたことで円安が進んだ。

今週の相場注目点

「ユーロドル」

今週はECB理事会、カナダ中銀BOC政策会合、ニュージーランド中銀RBNZ政策会合など金融政策に注目が集まる。

ECB理事会ではロシアへの制裁強化により欧州経済への影響が懸念される中で正常化に向けた動きに否定的な見方が示さる可能性が高い。ただ、既に先週ユーロ売りが進んでおり大分織り込んできた。

今年最安値となる1.0806を割り込む場面も想定されるが直ぐに押し戻される可能性が

高い。ただ、明確にこのレベルを割り込むようならコロナパンデミックにより2020年3月に付けた安値1.06前半までの下落も視野に入る。

図―1 週足ユーロドル

「ドル円」

 

今週のドル円は3月28日に付けた高値125円08銭を再度試す展開を予想する。

日銀の緩和政策を背景に円安の流れは変わらない。また、FRBのバランスシート縮小も含め急速な引き締めによるドル買いの流れも継続。ただ、米長期金利は大分上限に近付いてきたことからそろそろドル買いのピークを打つ可能性もある。

125円08銭を上抜いたとしても黒田シーリングである2015年6月に付けた高値125円85銭を上抜けるのは難しいとみている。

この黒田シーリングに届かないようならドル円は目先の天井を付けて下落に転じるとみている。

売りで大きく利益をとるチャンスになるかもしれない。

 

図―2 ドル円月足

「カナダ円」

先週のカナダドルは原油価格の下落などから対ドルでは売りが進んだが対円では底堅い動きがみられた。

今週開かれるBOC政策会合では政策金利を0.5%引き上げが予想されており、金融面でみると日銀との対比からドルカナダを売るよりもカナダ円での買いを入れていく方が効率的だ。

ただ、3月28日に付けた高値100円19銭は目先の天井として意識されることからその手前では売りが並んでくるだろう。
BOC会合後に上値抜けに失敗するようなら利食い売りなどから予想以上の下押し圧力が強まるとみる。

ただ、上昇トレンドの大きな流れに変化はなく最終的に押し目買いのチャンスを探る。
下値目途としては97円付近で、このレベルで下げ止まるようなら買いを入れる。もしこのレベルを下回るようならすぐに損切りを入れて再度買いのチャンスを待つ。

図―3カナダ円日足

 

 

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