2022年5月3日(火)の経済指標

2022年5月3日

昨日の注目ポイント

昨日は日本が連休の狭間で中国、シンガポールや英国が祝日ということから参加者が少ない中で各市場は荒っぽい動きが目立った。
週明け東京市場でドル円は130円29銭まで上昇して始まるとすぐに129円62銭まで下落。その後東京市場が開くと130円48銭まで上昇。
しかし欧州市場でユーロ買いが先行するとドル売りが強まりドル円は下落。その後ユーロが反落するとクロス円の売りが強まりドル円は129円70銭まで押し戻された。
NY市場が始まったところで発表された米4月ISM製造業景況指数が55.4と予想の57.6を下回るとドル売りで反応したものの米長期金利が上昇したこともあり寧ろドルはしっかり。米長期金利は3年5か月ぶりに3%台に上昇するとドル円も130円35銭まで上昇。
NY株式市場ではダウがプラスで始まったもののその後530ドル近く下落。しかし引けにかけて急速に上昇しプラス84ドルで終了するなど、株や為替市場は乱高下するなど方向感の掴みにくい状況が続いた。

今日の注目ポイント

今日から日本は再び連休に入る。アジア市場では他に中国やシンガポールも休場となる。参加者も少なく薄商いの中でFOMC会合を控え荒っぽい動きも予想されるが最終的にドルは底堅い動き継続。

「ドル円」

図 ドル円1時間足

米長期金利が3%台に上昇するなどドルが底堅く推移する中でNY株式市場は依然として不安定な動きが続きリスクオフの円買いがドル円の上値を抑える。
先週は2002年4月以来の高値131円25銭を付けたことで一先ず押し戻されたが、OFMC会合後は再び上値を試す展開を予想している。それまでは130円を挟んでのもみ合いが続くとみている。
日中は上下に激しく動きやすいものの最終的に130円付近に戻されるとみている。
今日のドル円予想レンジは129円20銭~130円80銭

「ユーロドル」

図 ポンドドル時間足

昨日はロンドン市場がアーリーメイバンクホリデーで休場ということでポンド取引が薄商いにもかかわらずポンド売りが進行。
東京市場で1.26ドル付近まで上昇した後1.2540まで下落。その後欧州市場で1.2588まで買われたが東京の高値を超えられなかったことで再び下落。米長期金利も上昇したことからNY市場で1.2473まで下落して引けている。
明日からBOE政策会合が始まるが市場は0.25%の利上げを予想している。しかし市場は今回の利上げから暫く様子を見るとの見方もある。一方一日前に開かれるFOMCでは0.5%の利上げに加えバランスシート縮小が始まるとの見方から対ドルでポンドは一段の下値を探る展開が予想される。ただ、今日のロンドン市場は連休明けとなることからポンドの買い戻しが先行する可能性もある。どこまで上昇するか見極めてから売りで入りたい。

「豪ドル円」

図 豪ドル円2時間足

昨日の豪ドル円は91円ミドルから92円前半でもみ合うなど方向感の乏しい動きが続いた。今日のRBA会合では政策金利を0.1%から0.25%に引き上げが予想される。
利上げ幅は0.15%と非常に小さくFRBの0,5%引き上げ予想と比較してみてもまだ試験的な引き締めと市場は捉えている。
もし声明で今後積極的な引き締めに入るとの見方が示されるようなら素直に豪ドル買いが強まるとみる。反対に、今後利上げ効果を見極めるといった内容であっても日銀との比較から見て緩やかな上昇トレンドに入るとみる。
今日は日本や中国、シンガポールが休場ということもあり発表前後で上下に荒っぽい動きも予想されるが押し目買いのチャンスがあれば狙いたい。
予想レンジは93円50銭~91円00銭

 

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