Contents
2022年5月4日
昨日の注目ポイント
昨日は日本や中国が祝日ということもあり大きな動きが見られなかった。
またFOMC会合が開かれておりその結果が明日の未明に示されることから様子見姿勢が続いた。ドル円も130円を挟んでの小動き。
NY市場では株式市場が三指数ともに小幅反発したことで若干の円安が進み130円20銭まで上昇。その他は特に目立った材料は見られなかった。
今日の注目ポイント
注目は何といっても明日未明に開かれるFOMC会合に集まる。
市場は既に0.5%の利上げと同時にバランスシート縮小を開始するとの見方を織り込み済み。声明やパウエル議長が更なる積極的な引き締め姿勢を示すようならドル買いで反応するだろう。ただ、薄商いの中で一方向に大きく反応するようならその反動も大きくなる可能性が高い。
ドルはほぼすべての通貨に対して進んでおりサプライズはドル売り。
NY株式市場の反応にも注目。次回以降の会合でも利上げ速度は加速するようなら株価の一段の下げが予想され円買いが進む可能性が高い。
「ドル円」

図 ドル円1時間足
明日のFOMC会合で改めて積極的な引き締めが示されるようならドル円は先週付けた高値131円25銭を再度試す展開を予想する。
ウクライナ情勢などを警戒して慎重な姿勢が示されるとの見方もあるが物価上昇を抑えることを優先とするFRBは今の姿勢を崩さないとみている。
ただ、NY株式市場がネガティブ材料として下落幅を拡大する可能性が高く、そうなれば円高に反応することからドル円も押し戻されるなど荒っぽい動きが予想される。
今日のドル円予想レンジは131円50銭~129円10銭
「ユーロドル」
図 ユーロドル2時間足
昨日の欧州市場でユーロは1.05前半から買いが先行し1.0578まで上昇。短期筋がユーロショートを炙り出した後は再び1.0510付近まで押し戻されて往って来い。
先週付けた高値1.0593までは届かずに押し戻されるなど買い戻しの勢いは弱い。
明日未明のFOMC会合では積極的な引き締めが示されるとみられ、ユーロは一段の下値を探る展開が予想される。
ただ、これまでの内容を踏襲したのであれば下値をトライした後に買い戻しの動きが強まるとみている。
予想レンジは1.0640から1.0420
「豪ドル円」

図 豪ドル円時間足
昨日開かれたRBA政策会合では政策金利を0.1%から0.25%を引き上げ0.35%とした。予想の0.15%利上げを上回り豪ドル買いで反応。92円92銭まで上昇したがその後は上昇前のレベルまで押し戻されている。
声明では「CPI目標達成のために更なる利上げが必要」「今後数年でバランスシートの著しい縮小を見込む」など強気の姿勢が示されたが上昇幅は予想したほどではなかった。
ロウRBA総裁は今後数か月間に更なる利上げが必要と発言しており本来であれば一気に今年高値を上抜けてもおかしくない程タカ派的な内容だ。
それだけ豪ドル買いが既に進んでいるということかもしれない。
長期で見れば豪ドル円の上昇トレンドは継続するとみるが目先は上値の重い展開を予想。NY株式市場の動向次第では一段の円買いが進む可能性が高い。
予想レンジは93円10銭~91円50銭
AkiFX限定キャンペーン・特典実施中【2022年4月】
AkiFX(当サイト)の専用バナーから口座開設するとキャッシュバックキャンペーン・特典に参加できます。
AkiFX特別タイアップキャンペーン・特典もあるので、この機会に新しいFX会社を試してみてはいかがでしょうか。

人気記事現役トレーダー1000以上に聞いた!FX会社人気総合ランキング!
人気記事FXトレーダーAkiが生配信で使うヒロセ通商LION FXのの取引ツールとは?
コメントを残す