30代を超えて転職を経験して投資について本気で考え出した

★投資を考え出したきっかけ

私が投資について本気で考え出したのは、30代を超えて転職を経験してからです。

前職では残業が非常に多く、子供が生まれてからも育児に全く参加できない日が続き、妻に大きな負担をかけている事を申し訳なく思っていました。

もう少し家庭に時間を割くことができる働き方をしたい、そういう思いでワークライフバランス重視という触れ込みの、より小規模な会社に入ることになりました。

結果、家族との時間も以前より割けるようになり、充実感を感じる日々が続いたのですが、一方で新しい問題が発生しました。それは「家計」です。転職先は基本給が低いうえに残業代も出ないので、前職と比較して1割以上収入が減ってしまったのです。

当然わかった上の転職だったのですが、現実問題なかなか増えない銀行の口座残高を見ていると、将来への不安が日々たまっていきました。

気づくと、これまで興味がなかった書店の投資本コーナーや、金融系のニュースをチェックするようになっていました。そんな中で、紆余曲折を経て、たどり着いたのがFXです。

 

★FXを選んだ理由

投資についていろいろ調べてみると、様々なやり方があることがわかってきました。

最初に興味を持ったのは株です。理由は株好きの芸能人が株でこんなに儲けた、とテレビ等で発信しているのを目にしたことがあったからです。そんなに儲かるなら、と早速調べてみたのですが、当時の自分にはややハードルが高いように思われました。

一番の理由は、株は最初にある程度の大きな資金を用意する必要があるという点です。株は基本的には100株単位での取引になるので、軍資金として数十万円程度は準備しておきたいところですが、余剰資金で始めたかった自分としては、いきなり大きなお金を投入するのは抵抗がありました。

少額で始められるものはないか、と思って調べていくうちに出会ったのがFXです。
FXは通貨同士の売買の差額で利益を得る取引のこと。例えば米ドルをレートが安いときに買い込み、レートが上がったタイミングで売れば、その上がったレート分が利益となります。
加えて、24時間取引可能なので夜に作業ができるという点も、サラリーマンの副業としては比較的やりやすいなと感じました。

こうしてFXの取引口座を開設したのが2年前です。
まだボロ儲けという訳にはいきませんが、地道な勉強と練習の甲斐もあってか、そこそこ安定して利益を出せるに至っています。

 

★FXの業者選び

FXをサービスとして提供している業者は数多くあり、どれを選んだらよいのかよくわからない、という人は多いと思います。一般的に、FX業者を選ぶ際に重視すべきとされている点としては、以下のような要素があります。

・スプレッド
通貨を買うときと売るときの値段の差額。
手数料のようなもので、低い方が有利です。

・約定力
注文した価格で取引を成立させられるか。
約定力が低いと、注文時の価格と実際の取引成立価格に大きなズレが生じる事があります。

・最低ロット
取引できる最小単位。

・レバレッジ
FXは証拠金を預ける事で実際よりも大きな金額の取引を行うことができます。
その倍率のことをレバレッジと呼びます。

自分も上記の点を考慮しつつ、複数の業者で複数の口座を併用しています。これは、手法や取引のスパン等によって、口座自体を分けてしまったほうが、資産を管理しやすいからです。

 

★ヒロセ通商でスキャルピング用の口座を作成

FXのトレードスタイルは、決済までにかかる時間によって、いくつかに分類されます。

スイング・トレード:2~3日から数週間の間で決済
デイ・トレード:1日の間に決済
スキャルピング:数分単位での決済

自分はこれまでスイングやデイトレを主体として、それぞれ専用の口座を作って運用していました。一方、スキャルピングは上記の2種類と比較して、難易度が高いといわれています。そんな事情もあってこれまで自分は敬遠してきたのですが、隙間時間を有効に活用できるという点で大きな魅力があり、今回挑戦することにしました。

業者については、情報を収集した結果、ヒロセ通商で口座を開設することに決めました。
ヒロセ通商を選んだのは、今回の自分の目的とするトレードスタイル、つまりスキャルピングに非常に適した業者だという点が挙げられます。

スキャルピングは極めて短時間で決済を行うため、小さい値幅を細かく狙いに行く必要があります。

その場合にネックになるのが、先述したスプレッドです。ヒロセ通商のスプレッドは主要通貨でほぼ1銭以下なので、他社と比較しても大分安い部類です。

またスキャルピングは、値が瞬時に動いたタイミングを逃さず決済するため、約定力のある業者が必須となります。その点でも、ヒロセ通商の約定は0.001秒と世界最速なので安心でした。

 

★★デモトレードで体験!

初めて利用する業者なので、いきなりリアル口座にはトライせず、まずデモトレードを試してみました。

デモトレードとは、本番の口座と同じ環境で、仮想の資金を利用して取引の練習ができるサービスのこと。
FX会社が提供する取引ツールはそれぞれ独自の仕様になっており、デモで練習して慣れておく事で、リアル口座での操作ミス等を防ぐことができます。

ヒロセ通商は、LION FXというツールを使用しています。
WEBブラウザ版やスマホアプリなどのツールもあるようですが、今回はPCへのインストール版である「LION FX C2」を使ってみる事にします。

インストール後、チャートを開いてみるとこんな画面です。デフォルトで表示されるのはローソク足と言われるチャートで、株やFXで一般的なものになります。赤色の棒が「陽線」で価格の上昇を示し、青色の「陰線」が価格の下落を表しています。この配色は業者によって違うので、最初に確認が必要です。

ちなみにチャートは最大9つまで同時表示が可能なようですが、自分はノートPCなので、ちょっと見にくかったです。


チャートには棒状のローソク足以外に、数本の曲線も描かれています。これは移動平均線という価格の推移を平均化したもので、自分も分析によく使います。ワンクリックで設定値(どれくらいの期間を平均化するか)の変更画面にいけるのが、簡単で良いですね。

この移動平均線のように、価格とは別にチャートに表示させて分析に使用する指標をインジケーターと言いますが、一覧を見た感じ20種類程度あるようです。かなり多いという訳ではないですが、基本的なものは網羅されているように見えます。


早速なので注文してみました。一番気になるクイック注文をやってみます。
上の図のような画面が出てきて、「即売注文」「即買注文」を押したら売買が行われます。


1ロットずつ、分割して売り注文を入れてみました。ちょっと経ってトータルで含み益が出たので、決済してみます。ポジション一覧を表示させて、全決済ボタンを押すと持っている注文すべてが一気に決済されました。感覚としては、やはり約定が早いですね。取引履歴情報を確認しても、思った価格で注文が通っていました。このへんは評判通りですね。

 

★まとめ

実際にデモをやってみた感想としては、割と直感的に操作もできて使いやすいな、というのが第一です。
特に注文手続きがわかりやすく、約定も早いのでスキャルピング向きだなと思います。

ちなみにデモでは使用できない機能なのですが、調べてみて良いなと思ったのは「LION分析ノート」というメニュー。通貨ペアごとの勝率や損益等、自分の売買傾向をグラフで確認できます。特に曜日で分析できたりもするようで、なかなか使えそうです。手法の改善には、日々のトレードの分析・検証が必須のため、自前ツールでここまで分析できるのは面白いと思いました。

国内FXの代表的な業者として、評判がいいのも頷けます。
今後スキャルピングのスキルを磨いていくに当たって、主力口座として使ってみたいなと思いました。

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