ヒロセ通商の「LION FX」(ライオンFX)はデモトレードでリアルに学びながら始められるのがイイ!

「FXって何?」

「どうやって始めるの?」

「どんなふうに取引するんだろう?」

この記事はこんな悩みをお持ちのFX(Foreign Exchange:外国為替証拠金取引)の初心者向けの内容です。実は、記事を書いている私は、10年くらい前の「超円高」の時代にFXをやっていたことがあるんです。

そのときは一方的な為替のおかげで、最終的には元手を2倍にする勝利!でも、それ以来はお休みしていました。

しかし、ここにきて一方的な円安がどんどん進行しているんです。円安にともなう物価の上昇のなか、投資での資産づくりの重要性も上がっています。ということで、大手FX業者のヒロセ通商が運営する「LION FX(ライオンFX)」で、およそ10年ぶりにFXに再挑戦! この記事では「LION FX」の口座開設と、すっかり忘れてしまった画面の操作に慣れるためのデモ取引とその感想をまとめました。

 

◆FXは為替レートを利用して稼げる投資方法

FX(Foreign Exchange:外国為替証拠金取引)とは、その名前の通り、外国為替を取引するものです。

ドルと円、ユーロと円、ドルとユーロなど、各国の通貨の間には為替レートがあるのをご存じでしょうか。この為替レートは日々動いています。それを利用して取引するのがFXです。

銘柄が数千種類におよぶ株や投資信託と違って、FXは世界の主要国の通貨のペアという限られたものが投資対象であることから、投資初心者でもイメージがしやすい仕組みです。

たとえば1ドル100円のとき、手元の100円を1ドルに替えたとしましょう(これを円売りドル買いといいます)。しばらくたって、1ドル110円になったとき、持っていた1ドルを円に替えると110円になります(これを円買いドル売りといいます)。

すると、最初の100円は110円になり、この差額10円が利益ということになります。これがFXの取引によるリターンです。実際はこの利益に税金がかかったり、国内外の金利差による差益・差損(スワップポイント)が発生したりするので、ここまで単純ではありません。

ですが、基本的にはレートによる変動で利益を取れる方法であると理解していればよいでしょう! 最近のように、円安傾向があるときは差益を狙う方法がいいと私は思っています。

上記の例では最初の取引でドルを買って次の取引でドルを売りましたが、逆に先にドルを売って次の取引でドルを買う方法も可能です。つまり、1ドル100円から1ドル90円に変わるような相場でも、買いと売りの順番を逆にすることで利益が取れるのです。

株でも同様に「売り」を先に行う取引はできるものの、別に口座を開設する必要があり、2022年のような下落傾向の相場では短期的に利益をあげるのは難しいです。なので、いまは手軽に売買の両方から利益を取りやすいFXを始めやすい環境ともいえます。

 

口座開設はネットだけで完了!

FXを始めるには、FXのサービスを提供する会社に口座を開設しなければいけません。今回利用するFX口座はヒロセ通商の「LION FX」。サービスを長く続けており、私も10年前には利用していました(お休み中に解約していたので、再び新規口座開設をしてみました)。

口座の作り方は銀行口座などと同じで、名前や住所を入力し、身分証明書を登録します。余談ですが、10年前は郵送して申し込んだのに、今は身分証明書の登録までネットで完結しちゃいます。以前を知っているぶん、便利になったことにちょっと感動しました。

さらに、取引を始めるときは入出金に銀行口座情報を使うので、自分の保有する銀行口座も登録する必要があります。いずれも画面の指示に従って進めていけば、あとはヒロセ通商の手続きを数日待って口座開設が完了します。

 

「LION FX」はデモトレードで操作が学びやすい!

さて、口座開設の承認を待っている最中に、本番のトレードではなく、模擬の画面上で取引を練習する「デモトレード」をやってみました。 デモトレードをやったほうがいい理由は2つあり、1つは操作に慣れること。もう1つは、実際の為替の動きのスピード感を知ることです。これらはあとにも解説します。

デモトレードをするにはデモ用の登録が必要です。以下のリンクから、ニックネームと預託証拠金を入力しましょう。預託証拠金とは取引に使うお金のことですが、デモでは実際のお金は使いませんので好きな金額を入力しましょう。ただ、現実とかけ離れたデモに意味はあまりないので、実際に入金するつもりの額を入れておくことをお勧めします。

【デモ口座の開設ページはこちら】 

さて、ヒロセ通商の「LION FX」が使いやすいのは、本番の画面とデモトレードの画面がそっくりなところ。次の2枚の画像の違いがわかりますか?

 

上が本番環境、下がデモトレードの画面です。よく見ると左上のロゴに「DEMO」と入っていたり、その直下の「預託証拠金」欄に(先ほど自分で決めた)300万円が入っていたりという違いがありますが、ほぼ同じです。

 

では、さっそくデモ取引を……と、その前に。取引では各通貨のレートを見るよりもこれまでの傾向を見る必要があるので、チャートを表示します。次の画像の矢印で示した「チャート」を押してみましょう。

チャートが出てきます。設定によっては4分割されている場合もあるかもしれません。青矢印のところから表示枚数を変えられるので、好きな表示方法を選びましょう。私は1枚のほうが見やすいので1枚にしています。

なお、どのチャートを表示しているかは図の緑矢印の部分に表示されています。これはUSD/JPY(米ドル/日本円)の5分足チャート(5分間での値動きを1つの棒で表したもの)です。チャートの見方はここでは触れませんので、別の記事や本で調べてみてください。

他にも、橙色や紫色で移動平均線という分析用のグラフが書き込まれています。この表示の設定も変えられるので、デモ取引の間に自分が使う指標を表示できるように画面の操作を学んでおきましょう。「LION FX」の画面はスッキリしているのですが、その反面、どこにどの機能がしまわれているかを理解していないとちょっと使いにくいかもしれません。

 

さて、おまたせしました。それではついに取引してみます!(デモですが) 「LION FX」は注文の出し方が直感的にわかりやすい仕様です。左上の「注文」ボタンから「買注文」を出してみます(赤枠で囲ったところです)。

ロット数は仮に100ロット(赤枠)としてみました。

「LION FX」ではUSD/JPYの最低取引単位が1,000通貨単位で、これを1ロットとしています。「通貨単位」という言葉が聞き慣れずややこしいですが、「1,000通貨単位の場合、為替が1円動いたときに1000円の差益・差損が出る」と覚えておくといいと思います。

今回は100ロットなので、10万通貨単位です。1円動くと10万円の利益が出ることになります。

通貨を取引すると、次の画像のように為替の動きに応じて損益が表示されるようになります(この取引中の通貨のことを建玉(たてだま)と言います)。

赤枠の右側にある「評価損益」がこの瞬間の損益状況で、ここがリアルタイムの為替を反映して変動します。ちょっとややこしいのですが、「プラスだと赤文字」「マイナスだと青文字」で表示される仕様です。私はFXを始めたころは、赤文字だとマイナスのような気がしてドキッとした覚えがあるので、初心者の人は同じように思うかもしれません。

なお、「有効証拠金」は預託証拠金と評価損益を合わせた金額で、これが取引の保証金の役割を果たします。「必要証拠金」は取引中の建玉に必要な保証金です。「発注証拠金」は指値取引(「その価格になったら取引する」という注文方法)に相当する分の保証金で、赤枠の右の欄の「有効比率」は必要証拠金に対する有効証拠金の比率を示しています。

※建玉(たてぎょく)とは、信用取引や先物取引、オプション取引、FXなどにおいて、取引約定後に反対売買されないまま残っている未決済分を指します。 略して「玉(ぎょく)」とも呼ばれ、買い付けとなっている建玉を買い建玉、売り付けとなっているものを売り建玉といいます。

 

 

この記事では取引方法を主に取り扱うため、これらの証拠金の数値については他の記事や本に譲りますが、取引の際には重要になるため調べておきましょう。

次に、建玉を売却してみます。この方法も簡単です。先ほどからさらに為替が動いて、利益が1万円を超えてきました! 「注文」のボタンから「売注文」を選ぶと、次のような画面が出てきます。

今回は保有する100ロットを全て売却しましょう。これで、「評価損益」の12,100円が手に入りました! 買注文からわずか数分で12,100円の利益を得ることができました。為替は結構大きく動くこともあり、見ていると損益も目まぐるしく変動します。

そのため、プラスになっているときもマイナスになっているときもドキドキしがちになります。いきなり本番環境で、数分で1万円以上を得たり失ったりする取引をするのは少し怖いですよね。自分がどれくらいの値動きなら落ち着いて見ていられるかを探ったり、そもそも値動きの大きさに慣れたりすることにもデモトレードは役立ちます。私はデモトレードを必ずしてから取引を始めるように強く決心しています!

 

「LION FX」のデモトレードで練習したら本番へ!

 

今回はデモトレードで実際のお金を得ることはできませんが、本番のトレードで同じように利益を上げた場合は、それを元本に再投資したり、または銀行口座に出金したりすることができます。

「LION FX」のデモトレードで十分に操作を練習したら、次は本番です! 利益をあげるコツの1つは「焦らないこと」とも言われます。はやる気持ちをおさえつつ、このデモトレードで落ち着いて取引できるようになるまで練習して、本番で利益をあげておいしい料理を食べたりお酒を飲んだりするんだ……! と心に誓いました。

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