FXは、「FXで有り金溶かしてそうな人の顔」というネットスラングを筆頭に、なんだか危ないものという認識がありました。
一方で、将来的に2000万円貯金が必要であるとか、新卒の初任給を見るたびに、FXや株取引はきっと避けては通れない道なんだろう、という認識も同時に持ち合わせていました。
しかし、ちょっとお試し、といっても諭吉何人から、というのがFXの世界です。どうしても踏み出せず、二の足を踏んでいました。
しかし、今回費用は必要なく、かつ登録に個人情報が必要ないデモトレードというものを知り、実際に体験してみることにしました。
体験に際して、FXってそもそもなんだろう?という疑問が浮かんだので、早速調べてみることにしました。
金融庁のサイトによると、
「外国為替証拠金取引は、証拠金を差し入れて、日本円と米ドルなど、2つの国の通貨の為替相場を予測して売買を行う金融商品です。外国為替を英語で“Foreign Exchange”と表すことに由来して、外国為替証拠金取引は、通称、「FX」などと言われます。」
引用:https://www.fsa.go.jp/ordinary/iwagai/
と出てきました。要は、通貨のレート差を予測して、元金よりもお金を増やす取引みたいです。
初めて紹介されたときは、先入観もあり「どこかでお金を取られるんじゃないか」と疑いに疑いを重ねて挑みましたが、結論から言うと、お金も個人情報も一切かかりませんでした。
私が今回試してみたのは、ヒロセ通商のLION FXデモというアプリケーションです。Windowsでも、Macでも、スマートフォン各種(Apple、Android)でも利用可能で、一つのIDで複数端末から利用可能な優しい設計です。
検索エンジンに「LION FXデモ」と入れると、専用ページが一番上に出てきてわかりやすかったです。
次に、こちらのページからデモ口座を作ります。

デモ口座登録は本当に30~1分程度で終わり、完了メールもモノの数分で来ました。

思い立ったら吉日で始められるのはうれしいポイントだと思います。
私はWindowsで挑戦してみましたので、以降Windowsのアプリケーションダウンロードの手順を踏み、アプリを開くとこのようなログイン画面が出てきます。
ここに登録したメールアドレスに届いたIDとパスワードを入力するだけで簡単にログインすることが出来ました。右一番下の簡単操作マニュアルで、ログイン手順がわからない場合は調べるとよいと思います。
ログインすると、早速頭がよさそうなサラリーマンが見て居そうな画面が出てきました。
なにもわかりません。

しかし、調べるのも面倒だし、どうせ無料なのである知識だけでとりあえず動かしてみようと思いました。とりあえず、注文というところで、なにか買えばいいのだろう、と思い一番最初に出てきたものを買ってみました。
注文を押すと、こんな感じの画面が出てきます。多分、アメリカドルと日本円の差額で取引をするんだと思います。
私の予想では、おそらく左の数字が私が買う数字で、今売るとこの値段になるよ、というのが左の数字ですので、左の数字が買った時の値段より高ければ儲けられるんだと思います。後で調べると、BITが売値、ASKが買値で、その差額をスプレッドというそうです。
実際に購入した後の画像を取り忘れてしまったのですが、画面上部に出る「評価損益」というところに、今売るとどれだけ損得があるかの値段が表示されていました。

しばらく眺めていると、得できる値段になったので、チキン故さっさと売ってしまおうと売り注文をかけました。
先ほどと同じ注文画面から、項目を「買い注文」から「売り注文」に変えて売ってみます。
左上の金額を見てください。少し増えてます。
どこまでもビビりながら少額で取引をしたため、あまり値段的な喜びが伝わりませんが、これと同じことをもっと大きな掛け金でやっていれば、それだけ得は大きくなることでしょう。
一通り体験が終わったので、私はここでログアウトしました。
体験してみて分かったことは、操作はそこまで難しくないという事です。
得できそうなものを買って、得できるときに売る、というもともとの知識でそう違いないんだなという事がわかりました。
同時に、「評価損益」というところは、ほんの数分でマイナスからプラスへ大きく動いていきました。プラスに動いているときはいいですが、マイナスに大きく振れたら……それこそ「FXで有り金全部溶かす」という事になりかねないんだろうと思います。
今回体験してみて、貯金はこつこつ自分で貯めていきたいけど、メダルゲーム感覚で、少額でならこれからもFXを続けてみてもいいのかなと思いました。もちろん今回はふわふわ
した知識で何となく動かしてしまったので、リアルマネーをかける際は、FXの用語や実際の機能をしっかり調べてからにしますが……。

コメントを残す