FXトレーダーも必見!為替にも影響を与えるダボス会議とは?

働き方改革で、個人の働き方が多様化しており、為替取引により収入を得ている人は増えていると思います。為替取引において、世界経済の動きは知っておく必要があるので、世界経済フォーラムは重要だといえるでしょう。

世界経済フォーラムにおいて、最も主要なものに「ダボス会議」がありますが、ダボス会議がそもそも何かをご存知でしょうか?今回は、為替にも影響を与えうるダボス会議について、紹介していきます。

ダボス会議とは?

ダボス会議とは、スイス東部ダボスで開かれる世界経済フォーラム(WEF)であり、世界118カ国から首脳や経営者ら約3000人が参加し、持続可能な世界への道筋を議論する会議です。

ダボス会議は数日間行なわれ、世界経済の減速や気候変動、貧富の格差拡大などの深刻な問題に各国のリーダーたちはどのように対応していくのか、今後の世界の政治経済や企業活動を図る指標になるといえるでしょう。

また政財界のトップが主張や存在感をアピールする場としても活用するようになり、ダボス会議での議論は世界に強い影響力を持つようになってます。

過去のダボス会議の概要

2019年のダボス会議は人工知能(AI)やあらゆるモノがネットにつながる「IoT」などがもたらす「第4次産業革命」が統一テーマであり、国際紛争・貧困・環境問題などが議論されました。

AIやIoTといったデジタル化された新たなグローバリゼーションの中、参加したリーダーたちは過去の失敗から学び、誰も取り残すことのない社会をいかに構築するか、また自社ビジネスをどう導いていけばいいのか、それぞれが解決方法を探る内容となりました。

また、持続可能な開発目標(SDGs)脱プラスチック問題も重要なテーマとなりました。SDGsにおいて、VRやAIなどのテクノロジーを使い、いかにSDGsを理解し、共感してもらい行動を促せるのかという具体的な議論も多くありました。

脱プラスチック問題において、会議場では水のサーバーが用意されており、飲み物容器もサーブされる軽食も、ペット樹脂製品が減り、ほとんど瓶やガラス製品が使用されていました。これは、会議全体でゴミを減らし、資源をリサイクルしようという姿勢を示したものだといえるでしょう。

2019年のダボス会議の総括として、第4次産業革命というインターネットで繋がった社会で暮らす我々は、グローバリゼーション4.0という新たな世界秩序の中で、国内だけでなく世界中のステークホルダーと協業し、誰も取り残すことのない社会をつくることが求められるものになりました。

過去のダボス会議における為替相場への影響

ダボス会議は為替相場において、各国のリーダーの発言も集まりやすいので、注目材料の1つとされています。

過去5年間のダボス会議において、あまり大きな為替の動きはありませんが、2018年には大きな動きがあったといえます。

それは、ムニューシン財務長官が「弱いドルは貿易面で米国の利益になる」と発言をしたため、「ドル安円高」が進行しました。投資家はダボス会議も為替相場の判断材料にしていることがうかがえます。

今回のダボス会議の概要

テクノロジーの動向

会議期間中は、350以上の討論会などが開かれ、大きなテーマの一つは「テクノロジー」だといえます。グーグルのCEOや、ファーウェイ創業者のCEOら巨大ITや通信大手のトップが議論を交わし、最先端技術の動向が注目されます。

人工知能や、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」などは日常生活にも欠かせなくなっていますが、このような最先端技術はデータが生命線で、プライバシーや個人情報の保護が争点となり、テクノロジーがもたらす負の面をいかに最小化し、経済発展につなげるためには何が必要なのか、活発な議論が繰り広げられる見通しです。

環境問題の展望

今回のダボス会議において、環境問題も重要なテーマだといえるでしょう。延焼により火勢がなかなか衰えないオーストラリアの森林火災や、干ばつによる途上国の食料不足など温暖化の影響が各地で表面化しています。

企業や政府は二酸化炭素(CO2)排出削減目標を打ち出すが、具体的な解決策が見いだせておりません。本討論ではCO2の排出量を実質的にゼロにする「カーボンニュートラル」の取り組みなどを議論します。

注目は2019年にも出席した、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリ氏です。周りに物怖じせず、堂々と主張する彼女の影響力は強まりつつあり、ダボス会議でも各国の政治家に行動を迫る姿が注目されます。

今回のダボス会議が為替相場に与える可能性のある影響

今回のダボス会議において、米国のトランプ大統領は出席し、中国の習近平国家主席は欠席する点が注目されそうです。米中貿易協議について、米トランプ大統領が何かしらの発言をする可能性はゼロではありません。

このような場では、解決へ前進する事を期待する発言が中心でしょうから、為替相場は「ドル高円安」が進行する可能性が考えられます。トランプ大統領の発言に注目が集まりそうですね。

実際に、日本時間21日の午後7時半からトランプ大統領のスピーチが始まり、午後8時にはドル高円安が進行しています。スピーチにおいて、世界経済にとって最大のリスクになっていた米中貿易交渉が第1段階の合意に至ったことにより、ドル高が進行したとみられます。また自身の経済面での成果を強調したことが、よりドル高を押し上げたことが考えられます。

まとめ

ダボス会議は各国の様々な分野でのリーダーが集まる世界経済フォーラムであり、国際紛争・貧困・環境問題などが議論されています

ダボス会議では、持続可能な世界をテーマに掲げられ、グローバリゼーション4.0という新たな世界秩序の中で、インターネットと我々がどのように共存していくのかが模索されていくでしょう。

環境問題においても、各国での取り組みが必要となりますが、まだ解決への道筋は遠いといえます。ダボス会議における各国のリーダーによる発言は世界中に発信され、その発言の内容次第で、世界経済にも影響を与えうる可能性があるでしょう。

FXトレーダーは各国の動向を知る機会にもなりますので、ダボス会議に注目してみてはいかがでしょうか。

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