ユーロ・サービス業/製造業PMIとは?ユーロ円との関係も解説!

FXをしていると「ユーロ・サービス業・製造業購買部協会景気指数(PMI)」という経済指標を見かけることがあります。この「ユーロ・サービス業・製造業購買部協会景気指数(PMI)」がどういう経済指標か分からないということは、FXをしていく上では大きなデメリットとなります。

この記事では「ユーロ・サービス業・製造業購買部協会景気指数(PMI)」がどういう経済指標で、何がわかるのか、ユーロ円相場にどう影響するのかご紹介します。

ユーロ・サービス業・製造業購買部協会景気指数(PMI)とは?

ユーロ・サービス業・製造業購買部協会景気指数(PMI)は民間の情報調査会社であるマークイット社が発表する指標です。

毎月下旬に発表されるのは速報値であり、政府機関等が発表するその他の経済指標よりも迅速性があるため、マーケットでは重要視されています。

この指標で経済状況の良し悪しの参考になるとされています。

ユーロ・サービス業・製造業購買部協会景気指数(PMI)の概要

ユーロ・サービス業・製造業購買部協会景気指数(PMI)はサービス業、製造業それぞれの企業にいる購買担当者にアンケートを行い、生産量や価格、雇用状況などを数値化し処理することで算出されます。

この指数には、実際の企業の現場にいる担当者の実感が反映されるため、極めて現実に即した景況感が把握できるというメリットが存在します。

そのため、為替市場への影響も大きく、この指標の発表後におおきな値動きが予想されます。

発表されるときはサービス業と製造業を分けて発表されます。

ユーロ・サービス業・製造業購買部協会景気指数(PMI)から何がわかる?

ユーロ・サービス業・製造業購買部協会景気指数(PMI)で発表される数値が、50を超えるか下回るかで景況感を把握することができます。

その他の経済指標と同様に、予想値が存在し、実際の数値が50を超えるか否か以外にも、予想値を上回るか下回るかという点でも注目されます。

予想値を上回る場合はユーロ圏の経済見通しが良いと判断されてユーロ高に、下回ると反対にユーロ安になる傾向があります。

ユーロPMIの過去の予想値と結果、為替への影響

ユーロ・サービス業・製造業購買部協会景気指数(PMI)の予想値と結果によっては為替は大きく変動します。

ユーロPMIの過去の予想値

前月の予想値はサービス業で52.8となり前々月と比べて改善傾向になると予想され、製造業では46.8となり、こちらも改善傾向になると予想されました。

ユーロPMIの結果と為替への影響

サービス業の結果は52.2と予想を下回る結果になりました。それに対して製造業は47.8と予想を大きく上回る結果となりました。

そのため、ユーロ円相場に対してはあまり大きな値動きは見られませんでした。

予想値 結果
サービス業 52.8 52.2
製造業 46.8 47.8
ユーロ円   +0.01円

ユーロPMIの今回の予想値

今回の予想値はサービス業が52.3とされており、前回の一月の結果より⁺0.1ポイント高くなると予想されています。

製造業は47.4とされ、一月の結果より-0.4ポイント低くなると予想されています。

イギリスのEU離脱の影響は?

イギリスのEU離脱が決まったことにより、製造業には潜在的なリスクがあると考えられています。

イギリスがEUを離脱したことにより、イギリスとEUの間で関税などの貿易に関する交渉を行なう必要が出てきました。これまではEU圏内で支障なく行われてきた貿易やサプライチェンなどに影響が出るのは間違いなく、特に輸出が輸出入が影響する製造業に対する影響は大きいものと考えられます。

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欧州中央銀行の政策金利の影響は?

欧州中央銀行の政策金利は据え置きという判断になりました。

これによって、当面の間は今までと金利政策に変化はないことになりそうです。

欧州中央銀行としては物価上昇率が2%の水準に達するまでは現在の金利を維持し続けるようです。(https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/01/3bbbdd4eef5ce410.html)

コロナウィルスの影響は?

日本総研の経済政策レポートによると(https://www.jri.co.jp/page.jsp?id=35720)コロナウイルスの影響で中国からの観光客が減る可能性がありますが、日本ほどユーロ圏の観光業は中国人の割合が高くないため影響は限定的と言われています。

しかし、製造業では中国に進出している企業や中国からの部品供給に頼っている企業がああり、また、世界第二位の経済大国である中国の消費が落ち込むとなるとユーロ圏への影響は避けられないという見方があります。

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ユーロ・円相場への影響は?

今回の予想値と結果にどの程度の差があるかを確認することが重要です。

ユーロPMIの予想値と結果の差が重要

予想値に対して発表された結果がそれほど変わらなければ、為替相場に対する影響は限定的なものと考えられます。

しかし、大きな差があった場合、値動きに大きな影響があるでしょう。

新型コロナウイルスの影響も出ており、その影響は継続、拡大傾向にあります。予想値に対して結果が大きく異なる可能性も含んでおく必要があるかもしれません。

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まとめ

イギリスのEU離脱などや新型コロナウイルスの影響で、ユーロ圏の製造業には少なくない影響が生じそうです。

次のユーロ・サービス業・製造業購買部協会景気指数(PMI)の発表は、2月21日の日本時間18時です。

どのような結果が出るか注目されます。

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