DMM FX プレミアチャートの魅力と設定方法について解説しました

本稿では、DMM FXのプレミアチャートについて、その魅力と機能を余すことなく解説しました。かなり長い記事になりますが、DMM FXの導入を検討している方は是非読んでみて下さい。

☑記事の概要
  • DMM FX プレミアチャートとは
  • DMM FX プレミアチャートの機能
  • DMM FX プレミアチャートをダウンロード
  • プレミアムチャートの発注機能について

 

DMM FXのプレミアチャートとは、FX取引において投資戦略が非常に立てやすくなるツールです。これを使うと格段に取引がしやすくなります。

テクニカル分析やオシレーター指標を理解している中級者以上の人が使いこなすような感じにも見えますが、初心者の方でも扱えるテクニカルチャート分析もありますので参考にして下さい。

使い勝手の良いツールを採用すれば、取引効率も高まりますので、トレーダーの利益に直結します。

この機会に自分にあった取引ツールの選別をしてみて下さい。

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DMM FX プレミアチャートの機能

とにかく多機能で、初心者にも使いやすい仕組みになっているのがDMM FXプレミアチャートの魅力です。

以下ではその特徴を画像付きで説明していきますね。

機能①:複数画面チャートを表示することができる

こちらがプレミアチャートの初期画面になります。


プレミアムチャートでは画面中心に大きく表示されるメインチャート(1つの通貨を表示)と呼ばれるものと、画面左側に6銘柄の小さいチャートを表示できます。

小さいチャートは1~6個までの表示が選択可能です。

さらにこのメインチャートは変更が可能で

☑カスタマイズ可能なチャート画面
  1. 拡大チャート
  2. 4画面チャート
  3. マルチチャート

 

以上の3項目を自分の好きなように設定できます。
これらを使い分けることでより綿密な分析がしやすくなります。

チャートのカスタマイズ方法

それでは、どのようにトレード画面をカスタマイズすればいいのでしょうか?

まず「プレミアムチャート初期画面」の左上オレンジ色の矢印の「MENU」ボタンを押します。

このような画面が出てきます。ためしに「4画面チャート」というのをクリックしてみましょう。

4画面チャート

4画面チャートでは、選択した4つの通貨をチャート・時間足・テクニカル等で比較することができます。4つの通貨が1つの画面で表示されるので「様々な国の通貨を一度に取引するトレーダー」にとっては分析しやすいツールの一つです。

画面左に小さいチャートを残しつつ、右側に4画面チャートを表示しています。
また、4つの通貨の内で「確認したいチャートのみ」を拡大表示しすることも可能です。

上記4画面チャートの右下の緑色の枠にボタンがありますが、そのボタンで好きなチャートを拡大したり、縮小したりすることができます。

また、ミニチャートも非表示にすることも可能です。
その際には赤色の丸枠の虫眼鏡ボタンをクリックして見て下さい。

次は、2画面から6画面のマルチチャートを見ていきましょう。

マルチチャート(2画面~6画面)

DMM FX チャート

赤矢印のマルチチャート(2画面~6画面)を選択します。
最初に表示されるのは2画面チャートです。

2画面チャート

DMM FX チャート

2画面チャートの図です。

二種類の通貨(米ドル円、ユーロ円)のチャートですが、それぞれ見比べながら値動きを確認できます。
右上の緑色の枠をクリックすると2画面から最大6画面まで表示を変えることができます。

6画面チャート

DMM FX チャート

緑色の枠の部分をクリックすると6画面が表示されました。
1つの画面で最大6つの通貨の動きを把握できるのは初心者や中級者以上のトレーダーにとっては大変ありがたいものです。

チャートを複数表示させるメリット

そもそもチャートを複数比較させるのには重要な理由はがあります。

ポイント
各国の通貨がどのように連動しているかを把握することは、エントリーの根拠となる。

 

例えば、金(ゴールド)が上がればリスクオフで円高になったり、石油の変動がカナダドルの価格に影響を与えることなどです。

日本人に身近なものを挙げれば、円安になれば日経平均株価が上昇することが多い例などですね。

つまり、画面に複数のチャートを表示し「その値動きを把握する」ということは、「世界で今何が起きて、それぞれの通貨にどうのような影響を与えているのか」という「重大な情報」を読み解くことと同義です。

「自分は米ドル円しか狙ってないから他の通貨は見なくていい、米ドル円チャートだけでいいや」と考えている方はFX市場から「誰よりも早く退場する人」だと言えます。

また、資産を分散させて複数の銘柄に同時に投資したいという方も多くいると思います。
一つの通貨を監視をしていたら、他の通貨が暴落していることはFXの世界では日常茶飯事です。FXは「タイミング」が勝敗を分けます。

エントリー、利益確定、損切り、全てはタイミングです。
そのため、複数のチャートを比較または、複数の銘柄を同時に監視するのは非常に重要だということを理解しておきましょう。

 

機能②:種類が豊富なテクニカル指標【初心者にも使いやすい】

DMM FXのテクニカル指標は、15種類のトレンド分析14種類のオシレータ分析、合計29種類を使用できます。
初心者の方はこんなにテクニカル指標が多いのかと驚いた方もいるかもしれませんが、実際に使うのは2つ3つくらいです。

いろいろ試してから、最終的に「自分に合った指標を使う」のがベストだと思います。
プレミアチャートで扱っている分析ツールとしては以下の通りです。

☑トレンド系
  • 移動平均線
  • 回帰トレンド
  • 一目均衡表
  • ボリンジャーバンド
  • HLバンド
  • 指数平滑移動平均線
  • エンベロープ
  • 加重移動平均線
  • 線形回帰分析
  • GMMA
  • ピボット
  • フィボナッチピボット
  • スパンモデル
  • スーパーボリンジャー
  • パラボリック

 

☑オシレーター系
  • モメンタム
  • RSI
  • 移動平均乖離率
  • MACD
  • RCI
  • ストキャスティックス
  • ATR
  • CCI
  • ウイリアムズ%R
  • DMI
  • Aroon-Indicator
  • Aroon-Oscillator
  • ROC
  • RVI

 

といったように覚えきれないほどのテクニカル指標が揃っています。

選択肢が多ければ多いほど様々な場面に対応できるようになります。
テクニカル指標が豊富な分、他のトレーダーよりも一歩先に出ているということになりますが、注意が必要です。

注意
テクニカル指標は使いこなせなければ意味がない

FXトレーダーの最大の目的は「相場を予想すること」ではなく「利益を出すこと」にあります。
聞いたことのないテクニカル指標を使わないと勝てないような難しい相場は避けましょう。

これはリスクリワード(リスクに対して利益がどれくらいか)という考えです。

多くのトレーダーが利用しているテクニカル分析

実績を上げている多くのトレーダーが使用するテクニカル分析は、

  • 移動平均線
  • ボリンジャーバンド
  • トレンドライン

 

などが中心です。
誰も使っていないようなテクニカル指標で大勝している人はあまり聞いたことがありません。

代表的なテクニカル分析についての解説は、以下の記事を参考にしてみてください。
移動平均線・ボリンジャーバンド・トレンドラインについてはこちらの記事で解説しています。

(リンク)

機能③:経済指標とチャートが連動する

テクニカル分析でもファンダメンタル分析が充実しているからと言って、「経済指標(生産指数、失業率等)は気にしなくて大丈夫」などと安易に考えてはいけません。

通常は経済指標は「ツイッターや他のサイトで調べている」といった方がほとんどでしょう。経済指標発表時は指標の速報と、暴れるチャートの見比べで忙しく、チャンスに乗れなかったという苦い思いをされている方が多いはずです。私もその一人でした。

DMM FXには、経済指標の結果や予測・前回結果を表示させる機能があります。
チャートを見ながら、同時に経済指標の発表を把握できますので、ネットで調べている間に一瞬のチャンスを逃したなんてことを防げる可能性が上がります。

DMM FX チャート

メインチャートの赤枠部分に、緑色の三角ボタンがたくさん表示されていますね。
こちらの三角ボタンをクリックすると、
DMM FX チャート上記画像のように、その時の経済指標が表示されます。

この場合だと2020年3月19日の13時30分に「日本の全産業活動指数『前月比』」が発表されて、ユーロ円が円高になったということが読み取れるかと思います。

こういった指標を小まめに確認すると、「いつ、どこの国で、どのような指標が発表されるのか」といった時間帯を把握できるようになり、チャートと照らし合わせるてことで「取引してはいけない時間帯」が見えてくるわけです。

SNSや他サイトで経済指標をいちいち調べていると、経済指標のタイミングを把握しきれず、いつの間にかロスカットされていることも十分にあります。
米雇用統計時のスプレッドの激しさは半端じゃないです。特に事前予想と結果が大幅にズレたときの凄まじさは…。

そういったミスをなくすためのすばらしいツールが「プレミアチャート」には備わっているのです。ぜひ活用してください。

機能④:細部までカスタマイズ可能

自分好みにレイアウトや背景、線の色や種類を選べるってオリジナル感があっていいですよね。DMM FXプレミアチャートにはそういった機能が備わっているのです。

使い慣れないチャートだと、どの線が何の指標になっているわからないですよね。

それが自分のルールで決めた色や線であれば一目で分析が可能になり、素早い判断が可能になるのではないでしょうか?

☑カスタマイズ可能な箇所
  1. チャート画面レイアウトの表示設定
  2. ローソク足や背景のカラー色
    など、51種類の中から設定可能

 

線色や線種も選択できるので、かなり自由度が大きいと言えます。

また、売られすぎや買われすぎを判断するオシレータ系を表示するサブチャートにもトレンドラインを引くことができます。ダイバージェンスなどの分析も綿密に行うことができます。

再度になりますが、自分に合った取引ツールを選び抜くことは、トレード利益を最大化させるためには必要事項です。

現在お使いのツールに不満があったり、使いにくい箇所がある場合は、この機会に見直ししてみてください。

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機能⑤:アラート機能がある

サラリーマン投資家や兼業トレーダーの方は、相場に張り付くことが難しいので、重要な局面は仕事に集中できませんよね。

そこで活躍するのがアラート機能です。
アラートを設定することで相場の重要な局面を察知するだけでなく、常に相場を監視する労力を軽減できます。
操作も難しくありません。

銘柄とレートを設定すればアラート音がなり、ポップアップで知らせてもくれます。

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DMM FX プレミアチャートのダウンロード

ダウンロードは必要ありません。
ウェブ上で「DMM FXの公式ホームぺージ」でログインをしていただければ直ぐに見れます。しかし、動作環境によっては動かないことがありますので注意して下さい。

(1)動作環境の確認

DMM FX チャート

(引用元:DMM FX 公式サイトより

基本手的にはパソコンで使用するのがオススメです。

スマートフォンやタブレットで取引がしたい方がDMM FXの公式アプリを利用しましょう。
ブラウザ版のトレードツールは、スマートフォンでは使いにくかったです。

(2)DMM FX プレミアチャートの設定

プレミアチャートの設定ですが、難しく考える必要はありません。
自分が米ドル円で取引するのであれば「米ドル円」と「時間足」を設定すればよいかと思います。

では実際にプレミアチャートの画面にテクニカル指標の「移動平均線」を表示してみます。

まずはメインチャート画面を設定します。

DMM FX チャート

緑色の枠の所で米ドル円と4時間足に設定します。
次に黄色の枠のテクニカルをクリックします。

DMM FX チャート

このように左側に「トレンド系」、「オシレータ系」、「比較チャート」と出てきますので、トレンド系の「移動平均線」にチェックを入れます。

移動平均線をクリックすると移動平均線が1~5本まで表示するかどうか、5日25日75日などパラメーターを自由に設定できるようになっています。

また、右端の緑色の枠には簡単にラインが引けるツールが並んでいます。これで自由にトレンドに合わせた線を引くことができます。

DMM FX チャート

移動平均線とトレンドラインが引けました。

初期設定だとこんな感じですが、右上部の「色設定」をクリックするとチャートの背景や「4時間足の色」、トレンドライン等の色を自分好みに変えることができます。

色設定

DMM FX チャート

自分の好きな色、分かりやすい色に装飾してみましょう。

通貨ペアの選択

DMM FX チャート

この画面から左上のボタンをクリックして「お気に入り銘柄登録エリア」に移項します。

お気に入り銘柄登録エリア

DMM FX チャート

「お気に入り銘柄登録エリア」に移項するとこのような画面が出るので緑色の矢印のエリアから好きな通貨ペアを選択して赤矢印の枠に設定します。好きな通貨ペアは6つまで選択することができます。

通貨が選択出来たら右上の黄色矢印のボタンを押すと元の画面に戻ります。

(3)チャートが動かない場合は?

プレミアチャートが動かない場合がたまに生じるらしいですが、動作環境やインターネット環境を確認してください。

私も現在Google Chromeで正常に動いていますが万が一の時は「インターネットエクスプローラー」、「ファイヤーフォックス」などで試してみてください。

また、株式市場が休みの場合は値動きが鈍くなる可能性がありますので総合的に判断してください。それでもダメな場合はDMMのLINEサポートに問い合わせて見て下さい。

(4)プレミアチャートには発注機能がない

DMM FX プレミアチャートには発注機能が備わっていません。
つまり、分析ツールのみとなります。

理想はディスプレイをもう一つ用意するのがいいかもしれません。
重要指標の発表時などにいちいち画面を変えているヒマはりません。

常にプレミアチャートを表示するディスプレイは用意しておくべきです。

初心者の方でもディスプレイを一つ設けるだけで「youtubeで見かけるプロトレーダー」のような雰囲気が出ますし、やる気が出ます。

プレミアチャートと併用すべきツール

上記でも述べましたように、プレミアムチャートは発注機能がないため、発注可能ツールと併用して使用していく必要があります。

DMMFXでは発注ツールとして2種類のツールがありますのでご紹介いたします。

DMM FX PLUS

FXや株取引経験がある中級者以上を対象としたツールとなります。

上記で「プレミアチャート」の表示の仕方の部分でも初期画面を紹介しましたが、レイアウトや高機能チャートが搭載されており、操作性と機能性を重視した設計となっております。

初心者の方は下記にあるSTANDARDをお勧めします。

FXを始めて間もない方には特に言えることですが、初めのうちはレイアウトや高機能チャートを気にするより、発注のしやすさや見やすさを重視しましょう。

それこそが「トレード上達の第一歩」となります。

DMM FX STANDARD

初心者向けのツールとなります。初期画面については上記のチャートのとおりです。

☑使いやすさのポイント
  1. ワンクリックで通貨の登録、チャート表示、ポジション紹介ができる
  2. 大画面チャートで見やすく、テクニカル指標の設定も簡単
  3. ワンクリックで「決済同時発注」が可能

 

※決済同時発注とは、成行注文を入れた際に同時に損切と利益確定の予約発注がされることです。これにより、エントリーした直後に万が一、ネット回線のトラブルで操作ができない時や突発的な相場の乱高下でエントリーした瞬間に膨大な含み損となることを防ぐことができます。

DMM FX プレミアチャートのまとめ

かなり熱く記事を執筆しました。DMM FXプレミアチャートの魅力が少しでも伝わりましたでしょうか?

FXトレーダーにとって分かりやすく作られていることから、「重要指標の失念」や「相場の急変によるロスカット」などの「うっかりミスや予期せぬ事態」への対応が可能です。

また、テクニカル指標を使った相場分析ツールも豊富なため、あなたのより良い投資戦略のための大きなサポートとなります。

一番大切なことは「自分にあったものを使う」ということですが、合うか合わないかは使って見ないと分かりませんのでぜひ一度は試していただくのがいいかと思います。

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DMM FXのリアルな評判も掲載されているので、この機会にチェックしてみて下さい。

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