最近は新型コロナウィルスにより個人事業主や中小企業が存続の危機にさらされ、収入について不安を感じているのではないでしょうか。
厚生労働省によると老後に必要な資金は2000万円と発表されており、老後の生活のために資産も増やしておきたいですよね。
そこで、この記事では初心者が資産を増やす方法について、紹介していきたいと思います。
- 資産を増やしたいけどどうやって増やしたらいいのか分からない!
- 会社の給料が上がらないから、収入がなくなったら不安!
- 仕事が忙しくて投資をする時間をしっかり確保できない
さっそくですが、資産を増やす方法のうち筆者がオススメしているのは、「FXの自動売買」です。
FXって難しいイメージがあるけど大丈夫?と不安に思うかもしれませんが、この記事で資産を増やす方法のうち、なぜFXの自動売買がオススメなのかをわかりやすく解説していきますね。
Contents
資産を増やすには投資が必要

そもそも給料以外で資産を増やすためには、投資をすることが必要です。
例えば、投資は次のようなものがあります。
- ・株式投資
- ・投資信託
- ・不動産投資
- ・FX(外国為替証拠金取引)など
このように一言で投資と言ってもいろんな投資の方法があります。
しかし、こんなに投資がある中でFX自動売買をオススメしているのか?
それは、1回の取引に必要な金額が多額ではなく、投資先(銘柄)が少ないから投資先を選定しやすいからです。
1回の取引に必要な資金 | 投資先(銘柄)数 | |
株式投資 | 約20~50万円 | 約3,700社 |
投資信託 | 1万円程度 | 2000~3000 |
不動産投資 | 数百万円~数千万円 | 無数(全国の物件数) |
FX(外国為替証拠金取引) | 約5000円~ | 20~50通貨 |
見ていただくと分かるように、株式投資や不動産投資は1回の取引に必要な資金が多額であり、初心者が気軽に手を出せるようなものではありません。
また、多くの人が知っている投資信託は1回の取引に必要な資金は少額ですが、銘柄数が多すぎて選ぶのが大変ですよね。
これを見てもFXの参入障壁の低さがお分かり頂けると思います。
初心者の投資ならFXの自動売買がオススメ

さて、投資をするならFXがオススメなのは分かって頂けたかと思いますが、なぜFXの自動売買がオススメなのか説明していきたいと思います。
FXの自動売買のメリット
FXの自動売買のメリットは次のとおりです。
- 自動売買なので手間がかからない(本業に支障が出ない)
- 利益をコツコツと積み上げることができる
- 機械的にトレードするので、心理的な課題をクリアできる
FXの自動売買の一番の魅力は、手間がほとんどかからないことです。
サラリーマンのように日中働いていても、システムにより自動で取引を繰り返してくれます。
また、自動売買は少額の利益を積み上げていくことになるので、堅実に資産を増やしていきたいという人には向いています。
さらに、FXの裁量トレード(手動トレード)をするときの、一番の課題は心理的なものですが、この課題もクリアすることができます。
実際に手動でトレードをしたら分かりますが、チャートを見ていると、ついポジションを取りたくなってしまいます。これを「ポジポジ病」と言います。
入ってはいけないタイミングでポジションを取ってしまうと、結構高い確率で負けることが多いです。上がるか下がるかのゲームなのに不思議ですよね。
しかも、少しでも利益が出ると利益確定をしてしまいます。本当はもう少し利益が伸びるはずが損したくないから利益を確定させてしまうわけですね。
ただ自動売買ならポジポジ病や少額の利益確定という課題を解決する必要はありません。
FXの自動売買のデメリット
FXの自動売買はメリットばかりではありません。
もちろんデメリットもあります。
FXの自動売買のデメリットは次のとおりです。
- 利益をコツコツ積み上げるので1度の取引で爆益を上げることはできない
- 裁量トレードよりもスプレッド(取引コスト)が大きい
FX自動売買は利益をコツコツ積み上げることで資産を増やしていくので、「1回の取引で100万円儲けました」とか、「1年で資産が10倍になりました」ということはありません。
ほぼ間違いなく不可能なので、FX自動売買で短期間で大きな利益を上げようと思っている人はオススメしません。
また、自動売買はスプレッド(取引コスト)が高い傾向にあるので、ここは自動売買システムの費用だと割り切った方が良いでしょう。
FXの自動売買の実績を公開
ここまでFXの自動売買のメリットとデメリットを解説してきましたが、本当にFX自動売買で資産が増えるの?実績を見せてほしい!という意見が多いと思いますので、実際に筆者のFXの自動売買の実績を公開したいと思います。

私の場合、2018年の11月に10万円からスタートして、実際に運用する感覚をつかんでから、330万円をつぎ込みました。
銀行に預けて雀の涙ほどの利子をもらうくらいなら、FX自動売買で運用した方がいいと判断したからです。
しかも、この成績は「コロナショック」による為替の変動も乗り越えた後の成績です。
コロナショックの前はもう少し成績が良かったのですが、10万円ほど損切りをしてしまいました。
銀行に預けることを考えたら、投資成績としては良い方なのではないでしょうか。
FX自動売買をするときの3つの注意点
ここまでFX自動売買のメリット、デメリット、実績について解説してきたのですが、このままFX自動売買を始めてしまうと、失敗をしてしまうかもしれないので、FX自動売買をする上での2つの注意点を解説していきたいと思います。
ただ、この2つの注意点を守ったからと言って、必ず儲けられる訳ではありません。
少しでもリスクを減らすための心構えだと理解してください。
儲けようとしない(心理面)
FX自動売買では儲けようとしないでください。
資産を増やすためにFX自動売買をしているのに、「儲けようとしない」って矛盾しているのでは?と思うかもしれません。
言い換えると、「資産を減らさないことに集中する」ということです。
投資ではついつい儲けようとして、無理なトレードをしがちになってしまいます。
私も経験があるのですが、一度負けたらその分を取り返そうとして、無理なトレードをしてしまい、結果的に余計負けてしまうものです。
FXでは「資産を減らさないこと(退場しなこと)」が重要なので、今後長期間にわたって資産を増やしていくためにも、儲けようとせず、資産を守るという観点でFX自動売買をしてみてください。
大きな経済変動が来ても耐えられる設定にする(資金面)
コロナショックなどの大きな経済変動があったとしても、強制ロスカットにならないように自動売買を設定するようにしましょう。
強制ロスカットとは、保有しているポジションの損が膨らみすぎて一定以上になったら、強制的に決済されてしまうというものです。
例えば、100万円を投入して、含み損が50万円の場合、含み損考慮後の資産額は50万円ですよね。
このまま保有していれば、もしかすると含み損がなくなる可能性もあるのですが、強制ロスカットになれば、含み損50万円が確定されて、口座に入っている資産は100万円から50万円になってしまいます。
自分で決済していないのに、勝手に損失が確定するのは嫌ですよね?
資産を守るという意味でも、得られる利益を少し我慢して、大きな経済変動があったとしても損失が耐えられないほど大きく膨らまないような設定にしてください。
関連記事【初心者向け】ループイフダンは損切り必要?相場大暴落時の対応を解説!
FX自動売買をするならアイネット証券のループイフダンがオススメ
ここまでFX自動売買について解説してきましたが、いざFX自動売買を始めようと思っても、どのFX会社で口座開設すればよいのか分かりませんよね。
私がオススメするのは、アイネット証券のループイフダンという商品です。
アイネット証券のループイフダンをオススメする理由は次のとおりです。
- シンプルな仕組みで分かりやすい
- スワップポイントが高い
- スプレッド(取引コスト)が小さい
ちなみにFX自動売買を提供する会社はアイネット証券を含めて次のとおりです。
- ・アイネット証券 ループイフダン
- ・インヴァスト証券 トライオートFX
- ・マネースクエア トラリピ
- ・外為オンライン iサイクル2取引
シンプルな仕組みで分かりやすい
アイネット証券のループイフダンは、仕組みが簡単で非常に分かりやすいのが特徴です。
次の図を見てください。
引用元:アイネット証券公式サイト
例えば、自動でポジションを買い、利益が出た時に売りを入れて決済をする設定にする場合、相場が一定額下がるたびにポジションを持ち、相場が上がり利益が出たタイミングで決済をします。
これをず~っと繰り返すことで利益を積み上げていきます。
他のFX会社の場合、ループイフダンと同じ仕組みもありますが、さらに多くの自動売買システムが使えるものもあり、初心者にとっては非常に分かりづらいものとなっています。
また、FXの売買プログラムをプロが作成し、そのプログラムでFX自動売買をするものもあります。
他人が作った売買プログラムを使用すること自体は問題ないのですが、その仕組みを理解できていないのに、使うことが問題なのです。
なぜなら、他人が作ったプログラムで売買の仕組みが分かっていなければ、リスク管理をすることができず、後から検証をすることができないからです。
スワップポイントが高い
アイネット証券のループイフダンの2つ目の特長は、「スワップポイントが高い」ということです。
スワップポイントとは、銀行に預金している時に付与される金利のようなもので、ドル円の場合は、ドルの金利と円の金利の差の調整分を指します。
仮に、ドル円を買いポジションで持っていた場合、ドルの方が金利が高いので、プラスのスワップポイントが付与されます。
逆に、ドル円を売りポジションで持っていた場合、マイナスのスワップポイントにより、保有期間が長ければ長いほど、どんどんお金が減っていくことになります。
FX自動売買会社の比較表を見てください。
スワップポイント | 評価 | |
アイネット証券 | ドル円売り-33円
ドル円買い+8円 |
◎ |
インヴァスト証券 | ドル円売り-38円
ドル円買い+8円 |
〇 |
マネースクエア | ドル円売り-102円
ドル円買い+2円 |
× |
外為オンライン | ドル円売り-35円
ドル円買い+5円 |
△ |
※インヴァスト証券は2020年4月21日時点、マネースクエアは2020年4月22日時点、アイネット証券と外為オンラインは2020年4月23日時点
現時点においては、アイネット証券のスワップポイントが他社と比較して高いことが分かります。
なお、スワップポイントは常に固定されているものではなく、各国の政策金利等の変動により、変動することに注意が必要です。
スプレッド(取引コスト)が小さい
アイネット証券のループイフダンの3つ目の特長は、「スプレッド(取引コスト)が小さい」ということです。
スプレッドとは、買値と売値の差のことです。
例えば、アイネット証券の通貨ペアのレートを見てみましょう。

売値が買値よりも低くなっていますよね。
これは、買った瞬間に売ったとしてもこの差額分だけ損をすることになります。
このスプレッドが実質的に取引コストとなるわけです。
それでは、各FX会社を比較してみましょう。
スプレッド | 取引手数料 | 評価 | |
アイネット証券 | ドル円2銭
(2円相当) |
無料 | ◎ |
インヴァスト証券 | ドル円0.3銭
(0.3円相当) |
片道(注文)20円
往復(注文∔決済)40円 |
× |
マネースクエア | ドル円4銭
(4円相当) |
無料 | △ |
外為オンライン | ドル円1銭
(1円相当) |
片道(注文)20円
往復(注文∔決済)40円 |
× |
※スプレッドのコストは1000通貨単位で換算
アイネット証券はスプレッドも小さく、取引手数料も無料なので、コストが安いということが分かると思います。
まとめ

いかがだったでしょうか
コロナショックによる不況や老後2000万円問題という状況で、資産をいかに増やしていくかは多くの人の課題かと思います。
資産を増やすためには、投資をすることが必要です。
ただ、本業が忙しくてなかなか投資にかける時間がなくても、FX自動売買なら手間をかけることなく投資をすることができます。
ただし、短期間で大きな利益を上げたいという人には向いていません。
コツコツと利益を積み重ねたいという人にはオススメです。
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