半減期到来!ビットコインは逃避通貨となるか!?

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マクロ・ヘッジファンドトレーダーとして有名なポール・チューダー・ジョーンズ氏が、最近ビットコインを大量に買ったのではないかと伝えられています。

中央銀行がとんでもないスピードでお金を刷っているので、近い将来のインフレは確実、そのヘッジとしてビットコインを購入しているらしいのですが、それは1970年代にゴールドが果たした役割を思い出させると言われています。

 

最大時130億ドル(1兆4,000億円)、2018年時点で72億ドル(7,700憶円)のグローバルマクロ・ヘッジファンドのCIO(創設者兼運用責任者)であるポール・チューダー・ジョーンズがメインに使っている取引手法は、エリオット波動による逆張りで、数日から数週間というスウィングトレードを得意としていることで有名です。

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エリオット理論は正しく適用さえすれば相場の転換点を当てるには最も強力な武器にになります。

ポール・チューダー・ジョーンズは、相場転換点トレードの名手であり、かつ徹底したリスク管理トレーダーです。

リスク管理というと、後ろ向きで肩の凝る話であるように思われますが、一流トレーダーは異口同音にそれを言います。

一回のポジションに2%~5%以上賭けないとか月に7%以上負けたら休むというルールを持っているヘッジファンドトレーダーが多いです。

 

ポール・チューダー・ジョーンズは常に楽観主義者で過去は振り返らない性格なようで、「私は3秒前に犯した失敗はまったく気にしない。私が気にするのは次の瞬間から何をしていくかということだけだ」と、述べているそうです。

 

彼が30年にわたって運用してきたチューダー・フューチャーズは、2015年に閉じるまで(管理手数料の点でペイしなくなってきたため閉鎖)が運用開始から毎年プラスのリターンを確保していました。

 

そのジョーンズ氏ですが、ブルームバーグによれば、次のようにあります。

ジョーンズ氏によれば、「チューダーBVIファンド」はビットコイン先物にパーセントにして最大で1桁台前半を資産配分する可能性がある。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う打撃を緩和するため、巨額の財政出動と中銀による債券買い入れが行われている意味合いを考慮し、ビットコインをじっくり検討する気になったという。

ジョーンズ氏(65)の計算では、全世界の国内総生産(GDP)の6.6%に相当する3兆9000億ドル(約415兆円)の貨幣が2月以降増発された。

「グローバル規模で、しかもこれほどのスピードでそれは起きており、私のような市場のベテランでさえ言葉を失う。先進国世界がこれまで経験したことのない未曽有のあらゆる形のマネー膨張、グレート・マネタリー・インフレーションをわれわれは目撃している」

と同氏は指摘した。

氏が指摘するように、FRBによって本当にすごいドルが刷られています。

これで近い将来インフレにならないわけがありません。

ところで、ジョーンズ氏のBVIファンド運用額が72億ドルだとすると、ビットコインに資産配分する割合が1桁台前半というのが4%だと仮定すれば2.8億ドルなので、300億円相当のビットコインを購入した計算になるわけです。

 

一方、彼の手法がエリオット波動を使った反逆張りであるとすれば、今年3月につけた5,000ドルの底がエリオット波動の2波の終了点と読んだのでしょうか?つまり、そこからの1万ドルを超え始めた今の上昇波は3波の始まりということになるでしょうか?とすれば、ビットコインはここから何倍にも化けることになると彼は見ているのかもしれません。


引用元:TradingView

2017年、2018年に一世を風靡(ふうび)したビットコインは時価総額が最大の暗号資産(仮想通貨)となりました。

ビットコインの投資家は2020年に大幅な値上がりを確信しているといろいろなところで伝えられています。

背景にあるのは半減期と呼ばれる特有の仕組みのためです。

 

暗号資産の半減期はマイニング報酬が半減する時期で、ビットコインの場合は今年5月11日の週の18日前後に半減期が来ると見込まれているようです。

半減期は暗号資産本来の仕組みであり、ビットコインはこれまで2度、半減期を迎えたようです。

半減期にはどうしても高いマイニングコストの会社がマイニング量を減らす、あるいはマイニングのモチベーションが減りますので供給が減らされるわけですから、従って価格が上がるという理屈なんでしょうか。

 

2012年にマイニング報酬は25ビットコインと、それまでの50ビットコインから半分に引き下げられ、ビットコインの価格は1年間に8200%上昇したのです。

2016年に2度目の半減期を迎えたビットコインは、その後18カ月間で2200%を超える値上がりを記録しました。

 

ビットコインはアジア時間5月8日午前の取引で一時2.2%高の10,015ドルと、2月24日以来の1万ドル台乗せを果たしました。

3月に原油が暴落したときにはやはりかなり下げました。

BITSTAMP社によれば、3月に9,200ドルあった価格は3,800ドルまで暴落しています。

世界的な金融市場の動揺とは無縁ではいられないということです。

直近では、先週末8日(木)に10,000ドルを超えたところから、9日(土)少し下げ下げ、10日(日)さらに10%も急落しました。

現在は8,000ドル台と荒っぽい動きが続いています。

 

ジョーンズ氏の読みが正しければ、ビットコインの理論的な下値は3,800~5,000ドル、長期的な上昇ターゲットは何万ドルと桁が一つ上の話になりますが、2017.18年に起こった仮想通貨のブームが再来するのでしょうか?

 

繰り返しになりますが、コロナ危機を未然に防ぐためにドルが大増刷されている事実。

今はまだ起こっていませんが、数年後コロナが終息する時に、ドルのインフレが意識され始めるとビットコインは再び大化けするのかもしれません…?

半減期が到来する今週、どのくらい上昇するでしょうか?!注目です。

著者プロフィール

memo
ウィンインベストジャパン( https://win-invest.co.jp/ ) 齊藤トモラニ 老舗FXスクール代表。
FX会社主催のセミナー講師としても活躍する。
著書に『簡単サインで「安全地帯」を狙うFXデイトレード』
ロンドンfxの松崎美子さんと一緒にYouTube「fxの流儀」を配信中

 

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