ループイフダンを始めたいけど、損切りはした方がいいのか?
相場が大暴落した急騰した時はどのように対応したら良いのか分からず不安!
このような疑問や不安をお持ちではありませんか?
この記事では、ループイフダンにおける損切りの必要性と相場が急変した時の対応について解説しています。
ループイフダンで資産を守りたい方は、必ず読んでください。
よく勘違いされがちなのですが、ループイフダンは完全に放置するのは危険です。
相場の状況によっては、多少のメンテをすることが必要ということです。
Contents
ループイフダンの含み損の罠!損切りは必要!
ループイフダンで相場が大暴落した時には、損切りが必要になります。
ループイフダンは自動売買だからほったらかしでも大丈夫でしょ?と考えているのなら、非常に危険です。
ループイフダンで損切りをすることの目的は、「保有ポジション数を減らすこと」です。
なぜなら、保有ポジションが増えるに従い、相場の変動に対する含み損の増え方が雪だるま式に増加するからです。
具体例を使って説明してみましょう。
- ドル円の買いを10ポジションを持っている場合
- ループイフダンの1ポジションは1000通貨単位なので、ドル円が1円下落すると1ポジションあたり1000円の含み損が発生します。
- ▲1000円×10ポジション=▲10,000円
- ドル円の買いを50ポジションを持っている場合
- ドル円が1円下落すると
- ▲1000円×50ポジション=▲50,000円
このように持っているポジションの数によって、1円あたり含み損の増え方が異なります。
しかも、為替が下落か上昇すればするほど、ポジション数はどんどん増えていくので、含み損の増え方が加速していきます。
参考にドル円B25で設定した場合のポジション数と含み損の関係を表にまとめてみました。

ループイフダンで相場が大暴落した時の対応は超簡単!
ループイフダンで相場が大暴落したときの対応は、たったの3ステップです。
- ①相場が大暴落したらシステムをストップする
- ②含み損が少ないポジションを損切りする
- ③システムを再び稼働させる
思っていたより簡単じゃないですか?
でも、ループイフダンは自動売買だから、ほったらかしでいいんじゃないの?と疑問に感じる人もいるかもしれませんが、メンテは必要です。
ほったらかしでも大丈夫なのは、超ローリスク・ローリターンの設定の時だけです。
あなたが自動売買で高い利回りを求めているのであれば、ループイフダンのメンテをするようにしましょう。
それでは、詳しく解説していきます。
①相場が大暴落したらシステムをストップする
相場が大暴落したら、まずはシステムをストップしましょう。
なぜなら、これ以上ポジション数を増やさないようにするためです。
ループイフダンはナンピンの繰り返しなので、相場が大暴落すればポジション数が増加し続けます。
ポジションが増加すると含み損が雪だるま式に増加していくことになってしまい、資産を失うことにもなりかねないので、システムをストップさせる必要があるわけです。
システムの止め方は、次のとおりです。

②含み損が少ないポジションを損切りする
システムを止めたら、次は損切りをしていきましょう。
損切りする目的は、ポジション数を減らすことで、相場に変動による含み損の増加をおさえるためです。
え!?損切りしないといけないの?と思ったかもしれませんね。
損切りをするのは苦しいかもしれませんが、強制ロスカットで資産を大幅に失うよりも、損切りした方が、結果的に資産を守ることになります。
また、ここで実行する損切りは含み損が小さいものから選んでください。
含み損が大きいポジションを1つ損切りしても、ポジション数は1つしか減らないので、必ず含み損が少ないものを選んで損切りするようにしましょう。
③システムを再び稼働させる
最後は、システムを再び稼働させるようにしましょう。
もう一度システムを稼働させるなら、そもそも最初にシステムをストップさせる必要はなかったのでは?と思うかもしれません。
実は、最初にシステムをストップさせて再稼働させた理由は2つあります。
- 一度システムを止めないと損切りができない
- 再稼働することで、損切りしたポジションに代わる新しいポジションで利益を得ることができる
特に2つ目は重要です。
少し分かりにくいので、下のイメージ図を見てください。

もし再稼働させなかった場合、損切りしたポジションに相当するレートのタイミングでは利益を得ることができません。
相場が上下しているのに、利益が得られないレートのゾーンがあるのはもったいないですよね。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
ループイフダンにおける損切りの重要性と相場が大暴落したときの対処法をお分かり頂けたかと思います。
リーマンショックやコロナショックのような大きな相場の変動が次いつ来るか分かりません。
相場が大きく変動しても対応できるように、この記事の内容はしっかりと理解するようにしてください。
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