発表 | 通貨 | 経済指標 | 重要度ランク | 前回予想 | 前回結果 | 前回為替変動 | 予想 |
08:50 | ![]() |
BOJ主な意見公表(4月27日開催分) | A | - | - | - | - |
16:00 | ![]() |
2月失業率 | B | - | 13.8% | - | - |
26:00 | ![]() |
3年債入札 | A | - | 420億ドル | +7pips(ドル円) | 420億ドル |
発表 | 通貨 | 経済指標 | 重要度ランク | 前回予想 | 前回結果 | 前回為替変動 | 予想 |
08:50 | ![]() |
BOJ主な意見公表(4月27日開催分) | A | - | - | - | - |
前回予想:-
前回結果:-
今回の予想:-
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2月失業率 | B | - | 13.8% | - | - |
前回予想:-
前回結果:13.8%
今回の予想:-
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26:00 | ![]() |
3年債入札 | A | - | 420億ドル | +7pips(ドル円) | 420億ドル |
前回予想:-
前回結果:420億ドル
今回の予想:420億ドル
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先週の注目指標&イベント結果
21:30 加4月雇用統計
予想-400万人 結果-199.38万人
21:30 米4月雇用統計/失業率/平均時給
予想-22000万人/18%/0.4%
結果-2050万/14.7%/4.7%
先週末に発表された米㋃雇用統計は雇用者数、失業率、そして平均時給も予想されたよりも悪くなかったということからドルは全面高。
その前に発表されていたADP雇用統計や新規失業保険申請件数が予想以上に悪化していただけに市場にはネガティブサプライズとなった。
ドル円は116円72銭まで上昇しNY株式市場も3指数ともに上昇して始まった。
その後米長期金利が低下に転じるとドルは一転して下落。
ドル円は106円40銭付近まで押し戻された。
しかし、その後米金利が上昇に転じるとドルもじりじりと買い戻され、同時に株価上昇によるリスクオンの円安が重なりドル円は106円72銭の高値で引けている。
ユーロ円やポンド円などクロス円もほぼ高値圏で引けるなどドル安以上に円安の勢いが優勢となった。
今週の相場注目点
今週は先週の米雇用統計の結果を受けたリスクオンの動きに対して米中貿易摩擦懸念、そしてECB量的緩和違憲問題などの動きに注目が集まる。
先週の米雇用統計の結果により市場の過度は警戒感は後退。
各国経済活動再開に向けた動きが進む中で市場は短期的ではあるが次のテーマを探る展開が予想される。
米中協議においては中国は2年で2000億ドルの米国からの輸入を増やすことを約束。
先週は米中電話会談で交渉の第一弾階の合意履行を確認したとの報道が株価を押し上げた。
しかし、トランプ大統領は今週か来週にも中国が履行しているかを確認するとしており、大統領発言次第で円高ドル高の動きが強まりそうだ。
市場は新型コロナウイルスによる経済などへの影響で株価、原油価格の暴落、そして債券利回り低下などの動きをほぼ織り込んでしまっている。
通貨で見ると3月中旬にドルインデックスが一気に上昇した後は100を挟んで落ち着きを取り戻しており、市場全体のポジションは大分軽くなっているとみてよいだろう。
ドル円は101円から112円の高安の半値レベルとなる106円ミドル付近でもみ合いが続いている。
このレベルからは上下どちらにも動きやすいもののドルと円は同じ方向に進むことから値幅は限られる。
今週初めは米雇用統計の結果を受け上値を試す展開が予想される。
しかし、107円前半からミドルにかけてはかなり売りが並ぶと予想される。
日足チャートの形を見ると下方向の圧力がまだ続いている。
上に戻した後は再び106円割れを試す展開が予想される。
下方向ではフィボナッチ61.8%戻しとなる105円20銭というレベルが最も強いサポートとして意識される。
ただ、市場にはコンセンサスがないことからその手前の105円後半からミドルで下げ止まるとみている。
ドル円日足チャート
先週はユーロを主体とした相場展開が続いた。
ドイツの憲法裁判所がECBの量的緩和の一部を違憲とした判断を下したことでユーロ売りが加速。
対円でも売りが強まるとクロス円全体が押し下げられたことでドル円も106円を片足割り込んだ。
そのユーロドルが日本の大型連休明けに反発。
ユーロ円を中心にクロス円が上昇しドル円も攣られて上昇するなどユーロによる影響が今週も強まりそうだ。
対ドルでは1.1ドルから1.08ドルを中心としたもみ合いが続く中でどちらかといえば底値が先にブレークされそうだ。
今後ドイツ裁判所とECJ(欧州司法裁判所)との争いとなればユーロの組織自体が危ぶまれる。
イタリアやスペインといった南欧との確執も燻る中でユーロの存在自体が問われる可能性もあるというのは時期尚早か。
いずれにしてもユーロは市場の注目度が高い。
ユーロ円日足チャート
南アランドやイタリアリラなどリスクの高い通貨は殆ど安値近辺でもみ合いが続いている。
一方、豪ドルやNZドルなど周りが海ということもあるのか感染から抜け出して経済活動再開に向けて動き出した国の通貨に買いが入り始めている。
豪ドルは既に下落前のレベルまで戻っており、対円対ドルでそろそろ一段の上値を試しに行きそうな形を見せている。
失敗したとしても下値は限定的とみる。