本日(6/8)の経済指標の重要度&注目ポイント

発表 通貨 経済指標 重要度ランク 前回予想 前回結果 前回為替変動 予想
08:50 実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比) A -1.7% -1.8% -8pips(ドル円) -0.5%
08:50 実質国内総生産(GDP、改定値)(年率換算) A -6.6% -7.1% -8pips(ドル円) -2.1%
08:50 国際収支・経常収支(季調前) B 20342億円 19710億円 - 3772億円
08:50 国際収支・経常収支(季調済) B 12541億円 9423億円 - 3316億円
08:50 国際収支・貿易収支 B 1850億円 1031億円 - -9656億円
14:00 景気ウオッチャー調査-現状判断DI C - 7.9 - 12.5
14:00 景気ウオッチャー調査-先行き判断DI C - 16.6 - 20.2
15:00 4月鉱工業生産(前月比) B -7.4% -9.2% - -16.7%
15:00 4月鉱工業生産(前年比) B -8.9% -11.6% - -24.8%
21:15 5月住宅着工件数 A 10.50万件 17.13万件 - 16.00万件
22:45 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言 S - - -17pips(ユーロ円) -
26:00 3年債入札 A - - -5pips(ドル円) -
発表 通貨 経済指標 重要度ランク 前回予想 前回結果 前回為替変動 予想
08:50 実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比) A -1.7% -1.8% -8pips(ドル円) -0.5%
前回予想:-1.7%
前回結果:-1.8%
今回の予想:-0.5%
08:50 実質国内総生産(GDP、改定値)(年率換算) A -6.6% -7.1% -8pips(ドル円) -2.1%
前回予想:-6.6%
前回結果:-7.1%
今回の予想:-2.1%
08:50 国際収支・経常収支(季調前) B 20342億円 19710億円 - 3772億円
前回予想:20342億円
前回結果:19710億円
今回の予想:3772億円
08:50 国際収支・経常収支(季調済) B 12541億円 9423億円 - 3316億円
前回予想:12541億円
前回結果:9423億円
今回の予想:3316億円
08:50 国際収支・貿易収支 B 1850億円 1031億円 - -9656億円
前回予想:1850億円
前回結果:1031億円
今回の予想:-9656億円
14:00 景気ウオッチャー調査-現状判断DI C - 7.9 - 12.5
前回予想:-
前回結果:7.9
今回の予想:12.5
14:00 景気ウオッチャー調査-先行き判断DI C - 16.6 - 20.2
前回予想:-
前回結果:16.6
今回の予想:20.2
15:00 4月鉱工業生産(前月比) B -7.4% -9.2% - -16.7%
前回予想:-7.4%
前回結果:-9.2%
今回の予想:-16.7%
15:00 4月鉱工業生産(前年比) B -8.9% -11.6% - -24.8%
前回予想:-8.9%
前回結果:-11.6%
今回の予想:-24.8%
21:15 5月住宅着工件数 A 10.50万件 17.13万件 - 16.00万件
前回予想:10.50万件
前回結果:17.13万件
今回の予想:16.00万件
22:45 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言 S - - -17pips(ユーロ円) -
前回予想:-
前回結果:-
今回の予想:-
26:00 3年債入札 A - - -5pips(ドル円) -
前回予想:-
前回結果:-
今回の予想:-
※重要度ランクについて、SS>S>A>B>Cの5段階評価で掲載しています。

先週の注目指標&イベント結果

21:30 加5月雇用統計/失業率 予想-50万人/15.0 結果+28.96万人/13.7
21:30 米5月雇用統計/失業率 予想-800万人/19.8% 結果+250.9/13.3

東京市場では前日のECB理事会での 予想外の追加緩和による景気回復期待からユーロ円を中心としたクロス円が上昇。

特に引けにかけてユーロやポンドに対し纏まった買いがみられた。

しかし、この日は米雇用統計の発表を控えてポジション調整の売りがドル円クロス円ともに強まった。

注目の米雇用統計は雇用者数、失業率ともに予想を驚くほど上回る好結果となったことでドルが全面高。NY株式市場も3指数ともに全面高となった。

特にナスダックは一時史上最高値を更新するなどリスクオンの動きが高まり円安が同時に強まるとクロス円は全般に底堅い動きで推移。

ドル円も326日以来の高値10986銭を付けた。 

トランプ大統領はこの結果に対して「これは驚異的な雇用統計だ、30年間でこんな数字は見たことがない」「新型コロナワクチンに関して驚きがあるだろう」「中国との貿易は問題ない、彼らはたくさんの米製品を買っている」「追加経済対策と給与税減税を要請するだろう」などと発言。

ワクチン開発への期待、米中協議懸念を払しょくし給与税減税などの追加経済対策など、市場に安心感を与える内容のものとなり株式市場は大幅高で引けている。 

今週相場注目点

先週は世界的な景気回復期待が高まる中でリスクオンによりクロス円が全面高。

特にユーロ円はECBの追加緩和により通常は売りで反応するものが買いで反応。

144円42銭まで上昇。このレベルは昨年4月末のレベルであり、コロナウイルス感染拡大による下落をはるかに上回るものとなった。

対ドルでも下落前の高値1.15ドルに迫る1.1383まで上昇するなど、コロナショックをほぼ解消するようなレベルまで上昇。

資源国通貨の豪ドルやカナダドルも同様な動きとなっている。

株式市場などはナスダックが史上最高値を一時付けるなど寧ろコロナバブルと呼べるような上昇を続けている。

しかし、コロナ感染による二次被害への懸念など、今後も市場への影響が残る中でのこの強気の流れには違和感はある。

しかし、それは当然の動きなのかもしれない。

これだけ各国が過去に経験しない程の大規模な財政出動を行い、各中央銀行も大胆な緩和政策と資金供給を行ったことで市場にマネーが溢れかえっていることになる。

その行き場のないマネーがリスクを取りに株や原油などに入り始めているとすれば、この動きはまだ始まったばかりということかもしれない。

いずれワクチンが開発され、市場に安心感が広がる頃に各国財政赤字の付けが回ることになる。

緩和から引き締め、そして増税といった市場の資金を回収する動きが始まる気配が漂い始める時が市場の収縮が始まる時かもしれない。

それにはまだ時間があるということになる。

今週も各通貨は高所恐怖症になるほど高いレベルにいるものの、それ以上に上値を追っていく可能性が高い。

しかし、上昇の流れの中でも今週は調整の動きが入るとみている。

先週の雇用統計の結果を受け週前半は景気回復期待による円安ドル安が進むようならFOMC会合を挟んで一時的に調整の動きが強まるとみている。

ドル円110円に迫る109円84銭まで上昇したが3月初旬の原油価格急落前のレベルである112円22銭にまでは届いていない。

急落後の戻り高値である111円71銭が目先の上値目途として意識される。

テクニカル的には76.4%戻しの110円30銭付近が最初のレジスタンスとなる。

下値は108円後半からミドル付近で、これまでのレンジの上限となる108円10銭付近は鉄板のサポートになる。

ドル円日足チャート

ユーロドルはテクニカル的に見ると上限に到達している。

長期の下降トレンドラインやフィボナッチ38.2%戻しとなる1.1380付近で先週は上値が抑えられている。

このレベルを超えるようなら3月8日に付けた今年最高値の1.15ドルが視野に入る。

もし、先週で天井を付けた可能性もあるが、それにしても下押しが浅すぎる。一段の上昇をみて押し目買いスタンスで臨む。

ユーロドル週足チャート

豪ドル円はこのチャートを見てもそろそろ天井とみたくなる。

中国からの報復措置などをみてもここまで買われるかと思うが、それだけ見えない買いが入っているのかもしれない。

アサヒビールの豪主ビール会社GHDを160億豪ドルで買収完了との報道もあった。

既に昨年から言われていたものだが実際に買いを入れたのが3月とすれば底値は大分切り上がったとみてよい。

ただ、ボリンハーバンドの上限が76円40銭付近で上値を抑えており、このレベルをしっかりと上抜けするでは買いを入れるのは危険。

しかし、リスクオンの動きが続くとみれば80円が次の上値ターゲットとみる。

豪ドル円週足チャート